連載 #夢で見た中二物語 35
今回のものは、あまりストーリー重視ではないかな。
ただ、何処とも知れぬ広大な海の上を飛んだりだとか、その海が環境汚染で生物が住めなくなりそうなのを解決しようとしたりだとか、
初めはその問題を誰かの責任にしたりだとか、最後は結局何も出来ずに理屈ばかり言っている自分自身を恨んだりだとか、
最終的にはどうしようもなく見守るしかなかったりだとか、そのうち海の生物が怒りだして人々を襲ったりだとか、
その現象が世界中に波及して、大変な騒ぎになったりだとか、
とにかく、そういった抗う事の出来ない淡々とした一連の場面展開が成されます。
海の夢もよく見るのですが、眠って見る夢というのは明るく希望に溢れたものばかりではありません。
むしろ、結構暗めの黙示録的な内容のものも多かったりします。
だからこそ、色々と考えさせられる事もたくさんあります。
何よりも、現実から目を反らしがちな自分が、リアルに自分自身の事として感じる恐ろしい現実(夢で見たことなので、完全に矛盾した事を言っているようですが;)のような夢を見ているという事。
覚めて欲しい夢ほどなかなか覚めなかったりするので、逃れられぬ現実として逃げるしかない自分の無力さを感じさせられる夢の世界の物語です。
まぁ、元々非力な人間なのですが (>_<;)
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。