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曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『諦観』


久しぶりの曼荼羅アート的な夢筆の抽象画は、仏教における「諦観」という概念をイメージしたもの。

海中にいるような宇宙の中にいるような、いずれにしても壮大そうなイメージのイラストとなりました。



「諦観」という言葉は、「諦める」という言葉に使用される「諦」という文字がメインとなるので、多くの場合ネガティブなイメージを持たれてしまうと思います。

しかし仏教における「諦」という文字は「真理」を意味する言葉であり、「明らかに観る事」や「現実をありのまま観察する事」を表しています。

つまり「諦観」とは「そもそも全てが自分の思い通りになるものではなく、道理(真理)をわきまえることによって自らの願いが達成されない理由を理解し、納得し断念する」という事、物事をちゃんと理解し受け入れる、といった言葉のようです。

「諦観」に関連して釈尊が説いた「四諦(苦諦・集諦・滅諦・道諦)」というものもあり、詳細は割愛しますが、一切は相対的な存在でしかないので物事に執着しない事をすすめる内容となっています。



さて、時空の森羅万象物語の最終話に関しましては、もうしばらくお時間いただければと思います。

既に文章は出来ているのですが、例によって挿絵に時間がかかってしまっています。

申し訳ありませんが、近い内に投稿致しますので宜しくお願い致します。

いつも見てくださっている皆様、本当にありがとうございます m(_ _)m





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404美術館

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。