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転職活動日記:「適所適材」なのか?「適材適所」なのか?

こんにちは。今日もおつかれさまです。

今回は「適所適材」か?「適材適所」か?

書いておきながら、あまりこの言葉好きではありません。しかしながら、職業生活をしていく上で、実は避けてはいけないテーマだと思っています。なぜなら、私自身も当事者であるからです。

まず、言葉の意味として、
「適所適材」は、仕事内容や職務、役割といったポジションが前提。海外に多い、ジョブ型雇用というのはこちらに当てはまるのではないかと思います。
例えば、課長職、デザイナー職、〇〇の専門職など。

一方の「適材適所」は、人の特性やスキルといった人に焦点があたったもの。昔の日本からあるメンバーシップ雇用といったもの。
間口が広い事務や作業といった従事者イメージでしょうか。

そもそもですが、就職氷河期世代の人は正規雇用が難しかった時代なので、契約社員などの非正規労働者でキャリアスタートって方が多くいます。

大まかにですが、採用時に、一般職、総合職、契約職員といった振り分けがありました。
一般職は、部署異動せずに同じ業務に従事する「適材適所」的な。
総合職は、転勤や部署異動を通して経営幹部候補として実績を積み上げたり、専門職として「適所適材」的な方へシフトしていくのが多い。

となると、総合職として入ることで、いろんな経験ができる環境。
特に転職せずに長く務めている一般職は、変化なく遂行する特性なので変化への適応能力はやや下がってしまう環境。一般職でも同じ会社内で複数部署を経験している人は、異例ですが変化適応の経験にもなると思います。

書いてて思いますが、個別の事情、会社ごとの事情になるのでどっちがいいとかはありません。いまさらこっちがよいといったところで、昔に戻れるわけじゃないですから。

ただ、今の転職市場を見ていると、「適所適材」の人物を求められているなあと、転職活動をしていて感じます。
その方が、即戦力としてマッチングしやすいですからね。

とは言っても、残念ながらすぐには決まっていかないものです。(先方もですが、私も選り好みしているから・・苦笑)

中年の転職は「適所適材」。

これまでの職歴の中で、どんな経験をして、どれだけ魅力的な実績を積まれてこられたのか、戦力になるのかを書類上で判断されます。

転職活動を現在している中で、それをすごーくすごーく感じます。
まあ、私の場合は業種問わない完全なキャリアチェンジなので、余計難しくしているのも事実なんですけど(笑)
具体的には、今求められているダイバーシティーやキャリア開発支援、離職求職者予防の制度設計・実行職種の挑戦です。
(人的資本や健康経営として理解&投資できる企業さまになるので本当に難しい・・もし、求人募集している方がおりましたらお声かけください)

つくづく思いますが、環境って大事です。
いかに多くの職務経験をしているか、
いかに多くの方と取り組んできたか、
どんな環境でやってきたのか、
そしてどう乗り越えてきたか。
その上で何を今やりたいのか。

やはり重要なのは、いま在籍するその企業内でどのようにキャリアの選択肢が多数用意されているか、なのだと思います。
何も制度なかったら、その会社潰れてぽーんと追い出されたときに、初めて何もできてないって気づくことに・・

例えば、こんなのはどうでしょうかね。
・社内公募で、他の部署に手を挙げるチャンスをつくっていく。
 (転職せずにチャレンジできる環境づくりにもなるし)
・部署ごとの宣伝。よこのつながりも強化し、人材流出予防
・部署間交流、ワークショップ
・実務にも生かせるポータブルスキルアップ支援
 (例:MOS、メンタルヘルスマネジメント検定、ITパスポートなど)
・キャリアマップ。マネジメント職か専門職かその他職を目指す分岐点設定。
 (その場合の待遇条件設定も必要)
・マネジメントについて知識研修、実務研修をまぜた教育体系作り
など。

どうせ働くなら、楽しいほうがいいです。
どんよーり、イヤな雰囲気。。な中で仕事しても、だらだらして生産性あがっていきません・・
すると、自分の権利を主張しすぎる人も出てくる。
個別対応すると「ずるい!!」となるので最低ラインルール決めておく。
でも仕事って、取引先様や消費者さまがいるおかげで会社が存続しているから、やると決められたものは、やる。これは鉄則。

書いてて思いましたが、マネジメント職って、相当ご苦労が多いのではないかと。本当におつかれさまです。

やさしい人は、部下には慕われるけど、その分時間を奪われ休日仕事になりやすい。かといって、厳しい人は、部下がついてこないし、その分自分でやることになり休日仕事になりやすい。
バランス大事ですね。

「適所適材」か?「適材適所」か?
実際には、「適所適材」派か、「適材適所」派かは、
企業によっても違います。
雇用は本当に守られない時代になったなと思うので、今いる会社からぽーんと出されたときを想定して、どんな仕事に興味あるか、それをやるには何の知識や技術が必要かを調べて、ちょっとでも何かをいまやってみることが大事。興味分野を突き詰めていったら、必ず縁があると私は信じています。

求められることに合わせるのもいいけど、自分に嘘をついてると無理がきます。
だからメンタルを大事に。

人の発言なんて、適当だったりします。
その相手は大抵忘れていたりします。
そんなのに振り回されるのって、どうなんでしょうかね。

自分だって無責任に何か言ってるかもですし。
そのせいで誰かを傷つけていない確証なんてありませんしね。

何かを選択する代わりに、何かを切り捨てる「勇気」も必要かな。

自分をよく知り、自分を大事に。
自分のご機嫌を自分でとってあげて、ラクに生きられますように!

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