劇団四季「ライオンキング」を初めて観た※ネタバレあり
昨日(恐らく)人生で初めて劇団四季を観た。有明四季劇場ってこけら落としからずっとライオンキングだけを公演しているらしい。無期限ロングランってやばいね。初めて聞いた言葉です。ロングランが無期限って。
雑な箇条書きの感想。
・子役のまっすぐな演技に感動。シンバもナラも良かった。
・役者が通路を歩いてくるのテンション上がる。
・ムファサとスカーのマスクがすごい。まっすぐ立つと正面になって、前のめりになると四足歩行の角度になる。獣っぽくなる動作がリアルだった。
・どこまで人間の体で表現してどこから造形するのか興味深かった。
・ステージの前に太鼓が置いてあって、生演奏の臨場感が良かった。
・ヌーの大群をどう表現するのか気になっていたけれど、見事だった。奥行きを活かしていた。
・とにかく舞台装置がすごい。床が坂になったり丘になったり崖になったりする。
・ムファサが死ぬ場面で泣いた。アニメでも実写でも必ず泣いてしまうシーン。
・1幕、シンバがプライドロックを飛び出すシーンまで丁寧に描かれていて良かった。
・元々ハイエナ3人組が好きなのだけれど、劇団四季のハイエナ3人組もめちゃくちゃ良かった。演じるのが楽しそうだった。常に前傾姿勢で大変そうだなと思った。
・プンバとティモンもめちゃくちゃ良かった。どちらも役者さんの顔からしてプンバとティモンだった。
・『愛を感じて』やっぱり名曲。
・シンバが池に映る自分を通してムファサと対峙するシーン、ムファサの造形がちゃんと池に映って揺れているように動いていてすごかった。
・メスライオンの涙の表現だけは笑ってしまった。シンバが帰ってくるまでずっと泣いていたのか。
・そもそも人間が動物を演じることがすごい。ちゃんと動物に見えるのがすごい。アンサンブルも含め役者全員が、動作一つ一つを研究しているんだろうなと思った。尊敬。
・改めて「ライオンキング」って、すごいタイトルだ。
次は「アラジン」か「美女と野獣」が観たい。
P.S.大西ライオンって意外とちゃんとライオンキングしてたんだなぁ。
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