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【一言感想】印象的だった本まとめ①

はじめに


閲覧ありがとうございます。
amada(あまだ)です。

本の紹介は幾つかテーマを決めて書いていますが、実はもっと語りたいタイトルがたくさんあります!
今回は、一言(でもない)感想として、まとめ記事を書き始めることにしました。

少しでも紹介した本に興味を持ってもらえたら嬉しいです。


1:放課後バス停

バスケ部どころか体育会系の部活とは全く無縁の人生を過ごしてきたけど、そんな私が持つ「憧れ」に近い物語ですごくよかった。

バスケットボールに限らず、スポーツをする人ってプレッシャーを感じる場面が多いと思う。

例え怪我をして一線から離れることになったとしても、頑張ろうとする姿は美しく見える。

スポーツ要素の話ばかりしてしまったけど、このメインテーマは恋愛。
ひょんなことから疑似恋人になったのはいいけれど、手を繋ぐところから戸惑うシーンとか凄くかわいい。

こういう王道の胸キュンストーリーって、たまに読みたくなる。

2:俺の教室にハルヒはいない

この本には言わずと知れた一般人に興味がない女子高生はおろか、宇宙人も未来人も超能力者もいない。
何故なら主人公が生きている世界は、フィクションではなく現実だから。

しかし世界を改ざんしてしまうような彼女がいなくたって、主人公の周りは騒がしい。

個人的には面白かったけど、タイトルに出てくる某作品に近いものだとイメージするとがっかりしてしまう人もいるかもしれない。

それでも面白いことには変わりないので、一旦タイトルは忘れて読んで欲しい作品。
難しいかもしれないけどアニメで見てみたい。

3:神のダイスを見上げて

なにを隠そう、世界の終末を描いた作品が好きな私。
この作品は終末まであと少しと言うところで、何者かに姉の命を奪われてしまうところから始まる。そんな始まり方は流石に予想できなかった。

残された時間は少ない。
そんな中、主人公は犯人を見つけ出すために翻弄する。

しかし真相を突き止めようとすればするほど、謎は深まっていく。
ジェットコースターみたいな感覚で展開が進んでいくので面白かった。

4:されど僕らの幕は上がる。

ひとつ屋根の下に集められた男女が生活を通して、関係を深めていく。
少し前に流行ったバラエティ番組を彷彿とさせる設定なんだけれど、この作品は一味違う。

主人公たちは与えられた役割を演じているんだけど、キャスティングされた理由も含めてちゃんと意味があった。
果たして彼らの共通点とは。
某バラエティ番組らしさは残しつつ、意外性のあるストーリーが良かった。

5:この闇と光

ここ数年で読んだ本のなかで、最も衝撃を受けたかもしれない。
ストーリーとしては、森に幽閉されている王女のお話。

まるで御伽噺のような世界観だけれど、読み進めていくうちに違和感が生じ始める。
その違和感の正体が明かされた時、言葉通りのどんでん返しが待っている。

ネタバレしすぎないように語るのは難しいけれど、読み進めていくうちに印象がガラリと変わる本だと思う。

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