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パリと京都の往復書簡 お金事情①

本日は気になる「お金」編。両国のキャッシュレス時代の波に乗り遅れないよう、「支払い方法」について、ヤマダからカネコに質問です。

2020年のお金改革!キャッシュレス ヤマダ@KYOTO▶︎

2020年、日本はググッとキャッシュレス化を推し進め、私も普通に、波に乗りました。全ての決済を、携帯、Edyなどのカードでピッ!で済ますようになると、楽なものです。
本当に。

数年前、ヴァカンスで訪れた大好きなスウェーデン
再訪したスウェーデンは、1回目の時より衝撃でした。
たった1つのシナモンロールが、現金で買えなくなっていました。
「カード、オンリー。」と、観光客の私につれない店員のお姉さん。
現金しか持って出なかった、お腹の空いた私。
(仕方なく、退散しました。)
予算決めて、現地通貨に換金してきた「私のお金」はどうなるの?
・・・ほとんどのお店で現金は使えず、止む無く現金を持って帰国したのでした。

そう、そんな日がやって来るってことですよね。

そういえば、随分前からカネコさんは、カードメインの生活ですよね。
次にフランスに行く時は、私も完全キャッシュレス化を目指して、準備しないと・・・。

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どんどん進化する非接触決済 ◀︎カネコ@PARIS

はい、キャッシュレスなカネコは普段は携帯のケースにカードと20ユーロ札を1枚入れて、財布は持ち歩きません。でも、そのせいで先日、その日に限って持ち出した財布をなくすという大失態を。。。(どこに置いたのか記憶がない。)

そうですね、フランスでは日本とは違う方向で進化を遂げまして、電子マネーや共通のポイントシステムはなく、クレジットカード自体が非接触決済に対応しました。

もともとカード社会ではあったので、スーパーやカフェなどで、少額であってもカードが使えていました。

それが2017年から非接触決済に対応し、暗証番号を入れなくても、カードをかざすだけで、20ユーロ(現在は30ユーロ〜)の決済ができるようになり、より便利にスピーディーに。

これが今回の新型コロナウイルスの影響でさらに普及。現金の手渡しを極力減らすためにも、非接触決済が推奨され、お店も積極的に使うようにしているのが感じられます。

最近では財布からカードを出すと同時に、店員さんの方から「sans contact ?」(サンコンタクト、非接触の意)と、聞かれることが増えました。「Oui」と答えて、ピッとかざして、フランスも便利になったな〜と、感慨深くなります。

さて、日本で一般的に普及しているクレジットカードにはEdyなどの電子マネーが非接触に対応していますが、残念ながらこれらをフランスで使うことはできません。

その代わりに、Apple PayGoogle Payが利用できますので、出発前にスマートフォンに設定をしておけば、こちらでも使えます。(カネコ調べ。昨年、日本から来た友人と実験しました。)

スーパーやファストフード店のセルフレジも非接触決済に対応しているのでとても便利です。

それにしても、帰国する度に感じるのは日本の決済システムの多様性。ポイントシステムも複雑過ぎてついていけません。コンビニの店員さんのスキルはおそらく世界一なのではないかと。尊敬します。

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