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恋愛の心得がWebサイト作りに役立つ?!【Webサイトは誰のためのもの】

こんにちは!
新米webデザイナー兼ディレクターのシラカミです。
異業種から転職し、現在師匠の元で修行しながら「良いWebサイトって一体何なんだ?!」ということを日々模索しています。

さて、今回はWebサイトで(ホームページ)は誰のために作るのか?を考えた話です。
Webサイトを作る大きな目的の1つが、見た人(ユーザー)に「自分達を知ってもらいたい」「この会社のサービスいいな」「この店行ってみたいな〜」と思ってもらうことなんじゃないかなと思いますが皆さんどうですか?

そんなの当たり前でしょ、と思われた方も多いはず!!
でもいざホームページを自分が作る立場になると、自分達(会社・お店)の想いや紹介、自分達が良いと思う見た目がを考えることが主役になっていませんか?
それは、伝えたい魅力(アピールポイント)が沢山あるから、自分達のやりたいことが沢山あるからこそなので、とても良いことでもあるのですが、「誰に良いと思ってもらいたいのか」「誰に見てもらいたいのか」という視点はいつの間にか世界の果てに消えてしまっていたり。。。

自分達の魅力(アピールポイント)は沢山あるけど、それはWebサイトを見た人(ユーザー)にも良いと思ってもらえることなのか考える。この自分達を客観視する作業って意外に難しいなと思うのですが、結構好きな人に振り向いてもらう時に考えることと似てたりするなと思ったのです!(無理やり感がすごい)

今日はちょっと恋愛に置き換えて考えてみたいと思います。(ふざけたタイトルを付けましたが本人は大真面目)

自分の魅力が単なる自己満足になっていないか考えよう

お茶の産地にある、茶問屋さんのWebサイトを作っていた時、このお茶屋さんの魅力(アピールポイント)を伺うと

「美味しいと評判をいただいております」
「贈り物としても使われています」
「お茶の産地〇〇のお茶を厳選して仕入れています」
「親子4代続いています」
「創業100年です」
「古いけど趣のある建物を昔のまま使っています」

と会社さんからこんな素敵なアピールポイントが出てきました。
それらが表現できるような構成やデザインを作っていた時に
「でもこれだとお客さんがこのお店で買いたい理由にはならないよね」とある方からご指摘をいただき、なるほど。。。と気づいた私。
確かにこれらはこのお茶屋さんの魅力ではあるけれど、美味しいお茶のお店は他にもあるだろうし、高級でいいお茶ならデパートでもネットでも買える世の中。もしかして日本でこのお店にしかないすごい魅力がないとならないのか??
う〜む、どうすればこのお店で買いたいと思ってもらえるのだろうか!

私(ユーザー)にとってはあなたじゃないとダメと思う要素を作ろう

ちょっと恋愛で置き換えてみます。(男性目線)
例えば、気になってるAさんに自分をアピールする時、特技とか趣味とかの話をしますよね。ただなんでもかんでも自分をアピールすればいいってもんじゃ〜ない。
どれだけすごい特技があっても相手が興味のないことだと「ただの自慢話」、よくあるような話だと「そういう人って結構いるよね」って反応をされてしまって全く話が弾みません。でも共通話題や相手の関心のあることだととすごく興味を持ってもらえたり、話が弾みます。笑

もっと自分を好きになってもらおうとした時、Aさんのやりたいことが叶えてあげたりしませんか?
旅行に行きたい、ディズニランドに行きたい、美味しいものが食べたいな〜なんて言っていたら一緒に行こう、やってあげようと思いますよね。
さらに、もうちょっと気を利かせようした時、「旅行に行くなら車を出すよ」とか「電車の時刻調べておいたよ」と考えたり、行動しますよね。

日本でたった1人のすごい人!ではなくても、Aさんは興味のあることを一緒に話せて、やりたいことを叶えてくれて、他よりちょっと気が利く人だなと思い、自分のことをよく考えてくれているんだな、きっと自分にとってはこの人がいいな、他の人より素敵だなと思ってくれるはずです。

恋愛で置き換えてみると、まず相手のことを知る、考える、その中で自分の魅力を厳選して相手にヒットしそうなことを強くアピールするというのが効果的なんじゃないかというヒントが見えてきます。

じゃあどうする?【茶問屋さんのケース】

これをお茶屋さんのケース考えたときに、やはりまずWebサイトを見てくれる人のことを考えてみます。

考えたこと
Q1.どんな人だったらWebサイトを見てお茶屋さんに買いに来るだろうか?
Q2.その人は何を気にしている(関心がある)だろうか?
Q3.この人のやりたいことは何か?
Q4.どんなことで気を利かせられるか?
仮定の答え
A1.遥々遠方からお茶を買いに来る人はいないだろうから、近隣〜近くの街の人。
A2.スーパーで買うこともできるけどわざわざ買いに行くということは少し良いお茶が欲しいのではないだろうか。
A3.美味しいお茶が自分で飲みたい、もしくは人に贈りたいから買いにくるのではないだろうか。
A4.美味しいお茶が欲しいのだから、実際に飲めたら味に納得できるのではないだろうか。

この仮定の答えをもとに、お茶屋さん考える自分の魅力の中でWebサイトを見てお茶屋さんに買いに来てくれるお客さん(ユーザー)にヒットしそうな魅力を私の中でこう考えてみました!

お茶屋さんの魅力
①贈り物に最適!皆様からも評判をいただいております。
②ぜひお味見に来てください。趣のある店内で、気になるお茶を試飲できます。
③創業100年。四代続く老舗のお茶問屋が厳選した茶葉をお茶を丁寧に製茶しております。

相手(ユーザー)が何が気になっていて、何をしたくて、どうしたらちょっと気が利くなと思ってもらえるかを整理した上で元々あった魅力を相手(ユーザー)にヒットする形で強調してみました。
実際に味見ができるという気が利くポイントは後からそれが可能かどうか確認した上でプラスしてみましたが、お茶屋さん魅力はそのままにこのお店に買いに行こうかなという理由、買いに行く意味みたいなものに変換できたかなと思います。

Webサイトは誰のためのもの?

Webサイトは自分達が作るものではありますが、自分達だけの為に作るものではないし、自分達がサイトをを見て何かをするということはありませんよね。
自分達の魅力が伝わるもので自分達の満足行くものを作るというのはもちろんですが、常に立ち返る場所に「誰に良いと思ってもらいたいのか」「誰に見てもらいたいのか」「その人は何に関心があって」「何をしたいのか」をおいてWebサイト作っていくとより素敵なものになるのかな〜と私は考えております。まるで好きな人に振り向かせるように!
(無理矢理結びつけた)

今日はここまで!
おしまい。

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