『本質的な課題ってどういうこと!?』 プチっとスタディ vol.10
[キーワードと言い換え]
「イシュー」
≒
「本質的で継続性のある課題」
[解説]
皆さんも、
仕事をしていて様々な困難に遭遇してきたものと思います。
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
今までもこれからも、
人は困難と向き合い続ける必要があるでしょうし、
なんならこの'今'こそ
その状態のピークだと言う人もいるでしょう。
イシュー(issue)は英語で
「課題や論点」といった意味を持っています。
ということは困難な状況にはなんらかのイシューが存在するわけです。
キーワードの意味がわかったらもうノープロブレム!
…ではないんですね笑
(茶番が始まる気配)
そう、プロブレム(problem)もまた
「問題」といった意味で、
非常に似通っている印象です。
(なん…だと…!?)
う〜ん
イシューとプロブレムって何が違うんでしょう…
ケーススタディで見てみましょうか?
[ケーススタディ]
予定されていた納品が遅れている。
調べてみたところ
どうやらこちらの発注に漏れがあり、
その影響で発注申請が通っていなかったようだ。
そこで
問①「発注申請が通っていない状態」というのはイシューかプロブレムか?
問②「申請が通っていなかった事に気付けない状態」はイシューかプロブレムか?
ーーー
問①の解 プロブレム
問②の解 イシュー
ーーー
[プロブレム=表面的で即時性のある問題]
[イシュー=本質的で継続性のある課題]
といった使い分けになります。
もしミーティングなどで議論をするなら、
表面的な問題よりも本質的な課題を挙げるべきで、
そこが論点=まさにイシューとなります。
[投げかけ]
皆さんも、
何か困ったことがあった時は
パッと見の問題ばかりに捉われないよう、
物事を掘り下げる習慣づけを意識してみてはいかがでしょう?
ちなみにイシューの特定には、
vol.6のソクラテス式問答法が一役買いますよ!
以上
今回はイシューを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回はいくつかリクエストを頂いた中から
『プラットフォーム』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!