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『適度な緊張状態は活性化の一因!?』 プチっとスタディ vol.73

[キーワードと言い換え]

コンフリクト

意見や価値観の相違により生じる緊張状態

[解説]

あなたも
誰かとそりが合わない、相性が悪いと感じることってありますよね?

人は価値観も様々
似たような考え方の人もいれば全く違う意見を持つ人もいて、
社会の構成は複雑です。
(おや、お堅い話ですか?)

どんなコミュニティにおいても、
全ての価値観が一致している人達で揃うというのは考えにくいと思います。

vol.15のエコーチェンバーはそういったコミュニティからの逃避行動とも捉えられるかも知れません。

多様な価値観が集まれば大なり小なり何かしらの「対立」が生まれることもありますよね。
(だって人間だもの)

もちろんそこにはいくつかの要素が関わってくるわけですが…
ひとまずこれら「対立」や「衝突」などのことをコンフリクトと言うので覚えて貰えたらと思います。
(なんかコーンフレークみたい笑)

そしてコンフリクトを生じる要素などについては…
ケーススタディで確認しましょう。

[ケーススタディ]

対立などと言うとあまりイメージは良くないかもしれませんが、
一概に悪というわけではありません。

コンフリクトが上手く作用して新たな気づきや組織の成長に繋がることもあるわけです。
(おぉ、それは素晴らしい)

いずれにしてもそのコンフリクトがどういった経緯で生じているのかは
先に理解しておく必要がありそうです。

特に価値観が多様化した現代においては至る所でコンフリクトが見られますからね。
(確かに個性が尊重される時代か)

ではコンフリクトの要素ですが…

①立場や役割の違いという「条件による対立」があります。

ビジネスにおいては組織の部門ごと、
階層ごとに求められていることも違うのがイメージできるのではないでしょうか?
それらの方向性の相違がコンフリクトを生じます。

②個人の思考や価値観の差によって「認知の対立」が起こります。

仮に共通の話をしていたとしても自分の認識が他人と同じとは限りません。
いえ、むしろ違います。
認識が違えば自ずと発言や行動にもズレがありますから、コンフリクトに繋がります。

③一番怖いのは①や②の状況が改善されないまま進行し、「感情の対立」となってしまうことです。

いきなり他人を嫌いと感じることはないと思いますが、
条件的な対立や、認知の対立が何度も起きたり続いたりすることで、
相手方に対する負の感情を抱きます。

人も感情によって行動が左右される生き物であるため、この域まで達すると解消が困難なコンフリクトとなります。
(あぶないやん)

ただ、コンフリクトがあるということは同時に課題も潜在することにもなる為、
上手く活用できればvol.10のようなイシューの特定や解消に一役買うわけです。

コンフリクトが生じ始めた早期の段階で即座に原因究明のターゲットを「人」から「何」に意識を移し、
課題追求する姿勢
を取ることによって
「感情の対立」を回避する習慣をつけていくことがオススメとなります。
(人にフォーカスすると感情的になるもんね)

[投げかけ]

あなたも身近なコンフリクトから課題解消に繋がる道を模索してみてはいかがでしょうか?

以上

今回はコンフリクトを解説しました。

[次回のプチスタ予告]

次回は
『メラビアンの法則』
こちらを解説予定です。

お楽しみに!

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