殺した自分の数だけ、自分を表現できる機会が巡ってくる可能性が高まる。殺したと思われていたそれは、隠しただけなのかもしれない。
こんにちは。スプラトゥーン愛好家兼フォトグラファーのゆーいです。
よくも悪くもSNSで活動していることがリア友とかクライアントとかに知られてきて最近よく言われるのが、SNS上のキャラ違くない?自分殺してまで何やってんの?的なこと。
殺してるというか、演じているというか、まあ確かに素の自分かと言えばそうではないと思う。だからと言って自分のスタンスを変えるつもりはないし、必要もない。もしかしたら、人によってはこれまで見ていた僕の方が演じている僕だったかもしれないのに、自分を疑わずにそう言えてしまう安易さが嫌い。
そんな事を書いてしまって大丈夫?とも思われそうですが大丈夫。だいたい見られて困るような人はここまでたどりつかないから。
目的を持ってSNSで活動しているのであれば、たぶん、だれでもその個性に注目してもらいたいと願うはず。だから、個性を殺して発信してまで何の価値があるの?と問いたいのだろう。
逆だ。
個性を見てもらうためには、大前提としてある程度認知されている事が必要でしょう。個性があったほうが覚えやすいかもしれないけど、例えばフォロワー少ない状態で突飛な個性を出してるだけのアカウントがあったとしたら、宝くじに当たるくらい、伸びる可能性少ないと思う。
目新しくて美味しくて映えて量産できるスイーツを開発したとしても、地元のケーキ屋さん1店舗に置いてあるだけで全国的に売れると思う?それがセブンイレブンに並んでたほうが絶対に売れると思わない?
あらゆる業界のプロだってそうだ。スポーツ選手であれば、その辺の人に比べれば基本的に何をやってもプロの方が確実にうまい。プロ野球選手のキャッチャーが草野球でピッチャーやっても絶対にうまいでしょう?その上でその人はプロとしてキャッチャーをしているわけで、それはSNSでも同じじゃないかな。
まず最低限、一般的な共感を得られるコンテンツで認知されて、その状態から少しづつ個性を出していくことでかけがえのない1人として成長できるんじゃないかな。
殺した自分の数だけ、自分を表現できる機会が巡ってくる可能性が高まる。殺したと思われていたそれは、隠しただけなのかもしれない。
と書いたのはそういうことで、あまり殺してるつもりはないし、実際の所良い機会に恵まれることも増えてきた。SNSに力をいれている事を揶揄したい気持ちは解らないでもないけど、マネするならそんな甘いこと言っててぬるいなと思うし、絶対に伸びない。趣味でやってるならいいけど、本当に伸ばそうと考えていて「個性殺して何やってんの?」と聞いてるのなら、そっちこそ「何やってんの?」だ。
なんて事を書いたところで、どうせ僕が伝えたい人にこの文章は届かないのだろう。だって、どうせ本気ではないのだから。
わりと個性というか、自分?は出してると思う。
またいつか、次の記事でお会いしましょう。
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