ワイングラス。

　ー 血液で満たしたワイングラスを如何に洗浄しようと無意味であり、その “ 穢れ ” を浄化するには幾多の時を清流にひたさなくてはならない ー

　何時ぞや私に差し込まれた言葉です。

　私は己への醜悪、俗欲やストレス。貧困や病にいたるまで全てにおけるマイナス、陰を “ 穢れ ” だと捉えています。

「森林浴でも子供に触れる等でもいいと思うの。何かを抱えているのならね、綺麗な場所へ行くといい」

ーー

　如何にしてストレスから逃げるか。随分とめんどくさい言い回しで説いていますけれど、私の根源となっている神道とは、そのようなモノを教えているのだと思います。

　ね、貴方のグラスに穢れが染み込んでしまう前に。

ーー

　四ヶ月ほど冬眠してしまいました。ですがその素敵な時間は

ー あぁ……私は八百万、万物にこんなにも愛されていたんだ ー

　と私が寂しさや孤独を感じない理由を改めて確信させてくださいました。

　バージョンアップ♡