ヤギの目in鳥取

鳥取県立博物館企画展「ラーニング/シェアリング」にて開催中のプロジェクト『ヤギの目in鳥取』では、会期終盤の12/23~28にヤギ2頭を鳥取県立博物館の庭で飼育することを目指して、展示室にてヤギの家の公開制作、関連ワークショップ、過去のプロジェクトのアーカイブを展示しています。

ヤギの目in鳥取

鳥取県立博物館企画展「ラーニング/シェアリング」にて開催中のプロジェクト『ヤギの目in鳥取』では、会期終盤の12/23~28にヤギ2頭を鳥取県立博物館の庭で飼育することを目指して、展示室にてヤギの家の公開制作、関連ワークショップ、過去のプロジェクトのアーカイブを展示しています。

最近の記事

ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月27日

 こんばんは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。  「ヤギの目in鳥取」も残すところ後1日になってしまいました。明日12月28日で「ヤギの目in鳥取」は終了し、ヤギたちも米子市へと帰還します。  それはさておき、本日もミゾレとアラレは元気にご飯にがっついていました。  アオキとヤツデ、白菜をあげすぎてしまったので、下痢になってしまうか少し心配になりつつ過ごしていましたが、本人たちはどこ吹く風。次々と与えられたご飯をたいらげていました。  環境の変化、人間にも慣れて来たようで、

    • ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月26日

      「ヤギのためのおせっかい」今日も続々 ヤギに引き寄せられてやってきたところから、何かしてみたくなるヤギのためのおせっかいが、今日もあれこれ起こりました。 「枝がら捨て場」決定 掃除をしていたところ、交代を名乗り出てくれた方がいました。 ヤギの好物のアオキとヤツデ(水分が多いからか、あるいは苦味が少ないのか?)の食べられた残りの枝がらを、集めて定期的に燃やすなどするのですが、それらをしばらく置いておく場所が今日決まりました。 ↑(リール動画はこちらから) 小屋の正面側に

      • ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月25日

         こんばんは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。  展示も残すところ後3日となりました。 柵内の環境に慣れてきたアラレとミゾレ  アラレとミゾレがやって来て3日目になりました。彼女らも柵内の環境に慣れて来たようで、朝様子を見に行くと柵内を歩き回って草を食べていました。  2頭とも生まれてまだ9ヶ月なので、草の食べ方が少し拙く、ヤツデやアオキをあげると噛み切るのに苦労していたり、食べている途中で地面に落としてしまう、というような場面を見かけました。  さて、本日は朝から昼にか

        • ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月24日

          ヤギの来た翌朝 今朝はヤギが来て初めて、夜を家で過ごしてもらいました。ちゃんといてくれるかかなり緊張しましたが… 朝早くから、博物館の職員さんたちが次々と家で食べたみかんの皮やキャベツの外側などを持ってきてくださりました。屋根に干したら(そのまま与えると、水分が多くお腹をこわしてしまうため)ものすごくいい感じでした。 それから、博物館の自然分野の方が、博物館近くの山のヤギの好きな職場のあるポイントを巡られて大量の「ヤツデ」と「アオキ」を集めてきてくださりました!さながら

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月23日

           「ヤギの目in鳥取」の大野です。  2023年12月23日、遂に「ヤギの目in鳥取」に2頭のヤギがやってきました。 ヤギの家、遂に設置!  朝9:00から「ヤギの家」の残った作業と「ヤギの柵」の補修を行い、11:00から「ヤギの家」を設置し始めました。  完成した「ヤギの家」をその場にいた皆様と一緒に運び出し、遂に外に設置することができました。 米子市からきたヤギたち  これまで幾度か告知をしてきましたが、鳥取県は米子市の「メイちゃん農場」様https://www.

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月23日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月20日

           こんばんは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。 続々と増えるお手伝いの方々  本日も、昨日に増してたくさんの方々がお手伝いに来てくださりました。  皆様のおかげで作業がかなり進んでいます。本当にありがとうございます。 久々の小学校来訪  本日は久々に小学校の来訪がありました。久々だったので、少し焦りつつもなんとか作品鑑賞を楽しんでもらえたかと思います。  小学校の来訪は本日が最後、ということでちょっとした達成感を得つつ、午後の作業に取り掛かることができました。  さ

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月20日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月15日

          ヤギの家の設計 今日はひたすらヤギの家の設計製作を進めていました。このヤギの家は以前も紹介しましたが、廃材から作られています。一度集めた廃材のサイズやどんな素材かをなんとなく頭に入れて設計をしていました。 特に木材は、古くなってくるとどうやら樹種の特性がよりはっきりと出るようです。表面はくすんだ色になるため見分けがつきにくいですが、スギなどの柔らかい素材はより繊維質に割れやすくなりますし、松などは樹種が多いとより締まってソリッドなけずり心地(ノミやカンナでの)になります。そ

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月15日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月19日

           皆様こんばんは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。 本日の「ヤギの目in鳥取」は高校生の方々がお手伝いに来てくれました  本日は学校終わりの高校生が3人もお手伝いに来てくださりました!とてもありがたいことです。どうやら早く授業が終わったらしいです。  高校生の方々のおかげで、ヤギの家もかなり出来上がってきました。  明日は久しぶりの小学校の来訪があります。  もう今週末にはヤギが来るので、急ピッチで制作中です。お手伝いも随時募集していますので、是非お越しください!

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月19日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月17日

           一段と冷えた鳥取には、雪が降りました。    午前は作業、午後は、昨日買い出した木材やシュロ縄などを運び込み、その後15:00から始まるリクリット・ティラヴァニのアーティストトークを拝聴しました。  彼が作品を作るまでの経緯や、西洋中心のアートヒストリーへの考え、そして自身のアートに対する考えなど、彼のアーティストとしての道のりが伺えるとても有意義な時間だったように思います。筆者もトーク後のお茶会で質問をしました。  さて、「ヤギの目in鳥取」でも、12月23日にトークイ

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月17日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月16日

          ヤギの家の制作、急ピッチで進行中 ここ数日日報が隔日連載になってしまっている原因でもあるのですが、現在急ピッチでヤギの家の制作が進められています。 上の写真は家の床部分です。ヤギはフンをする場所を特に気にしない動物です。(滞在する時間が長い場所ほどフンが多くなります。それに加えてよくいる場所の草は食べない、という習性を持ち、結果としてフン経由の感染を避けているようです。)ですので床をスノコにすると、フンが勝手に下に落ちてくれて掃除がとても楽ちんになります。フンを落としつつ

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月16日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月14日

           こんばんは。「ヤギの目in鳥取」です。  本日はせっせとヤギのための箱を作っていました。木材で箱を作り、出来上がったものに道具を入れたり、ヤギの餌を入れたりする予定です。  先日来られた「すぎぼっくり」様や小学生の方々が箱作りに参加してくださった結果、今のところ(制作途中のものも含め)大小合計10個程の箱があります。最後は箱を積み上げ、小さめな小屋のようなものを作る予定です。  そのためにはもう少し箱を作る必要があるので頑張ります! お手伝い  本日は、箱作りのお手伝い

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月14日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月12日

           こんにちは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。  本日12月14日ですが、遅ればせながら12月12日の日報を書いています。  12月12日ですが、天候も悪く、平日ということもあり、来客数が今まで一番少なかったように感じます。とはいえ、ワークショップや家作りなどのヤギをお迎えするための準備に休みはないので、そちらの作業時間がいつもより多く取れたようにも感じます。 休日のヤギの目in鳥取  さて、作業時間は増えたものの、目に見える変化があまり少なかったので、少し脱線してこの機

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月12日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月10日

           こんばんは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。 完了したワークショップの残り作業  本日は日曜日ということもあり、平日よりも多くの方々の訪問がありました。  鑑賞者の方々の対応も重要ですが、先日完了した小学生に対するワークショップの回答を壁面に貼る作業にも追われていました。さすが総勢700人を超えるであろう回答数、壁面に紙を貼るだけなのにかなり労力を使ってしまいました。まだ張り切れていないものもありますが、残りは数えられる程なのでもう少しです。 ヤギのプレイリスト  

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月10日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月8日

          約45回に及ぶ地元小学校向けのワークショップ、ほぼ完 今日、11/28日から続いた鳥取県の小学校4~6年生向けのワークショップがひと段落を迎えました。プロジェクト型の作品ともとれる「ヤギの目」ってどんな作品なのか、ということを説明するのはなかなか難しく、また理解できれば良いというものでも恐らくないため、説明も色々な方に揉んでいただきながら試行錯誤でした。 まずヤギの目新聞で取手でのヤギの目プロジェクトを紹介、そこから今回の鳥取県立博物館でヤギを飼う予定のことを話し、最終

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月8日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月7日

           こんばんは。「ヤギの目in鳥取」の大野です。本日は色々と忙殺されている最中なので、ちょっと軽めに進めて行こうと思います。 本日のワークショップ  本日12月7日のワークショップは午前、午後に別れており、午前は合計20人程度とゆったり進められた一方、午後は合計50名超とドタバタしていました。  また、鳥取短期大学の学生の方々がファシリテーターとして研修?を行なっていたので、僕を含め現場は不慣れな雰囲気が続いていました。  ワークショップの進行役?は今回の展示で(小学生の方

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月7日

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月6日

           こんばんは。ヤギの目in鳥取です。 着々と埋まりつつあるワークショップ  本日12月6日も、小学生の団体が「ヤギの目in鳥取」のスペースにお越し下さいました。そこそこ慣れてきたワークショップをこなし、壁面への貼り付け作業を行おうと思った所、もう回答でいっぱいの壁面があることに気づきました。  「ヤギの家をかいてみよう」、「ヤギのぼうしをつくろう」、「ヤギのクリスマスケーキをかいてみよう」の壁面が既にいっぱいになっていました。他にも、「ヤギのまくらをつくろう」も貼ってい

          ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月6日