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「散歩と雨女」2023/08/07の日記


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年々友人が減っていくと感じる。

仲が良かった友人もライフステージの変化によって話が合わなくなるし、話が合わなくなるとだんだん疎遠になってしまう。話していても価値観と生活が違いすぎて噛み合わない。会っても楽しくないのに会いたくないよな、きっとお互い。


結婚もせず子供も持たず、恋愛すらせずにただ変わらずにひとりで暮らしているアラサー女が悪い。そうに決まっている。


ライフステージがぴったり同じ友人と会った日。ホテルの洋食ランチ。


友人は同期入社なので共通の知り合いが多くいる上、転職した今も仕事に対する考え方や家族のことや趣味などの共通点が多いので話していて楽しい。結婚がどうとか理解も共感もできない話を聞かされないだけで、過度に落ち込んだりしないし心が不安定にならない。

友人や家族と会うことの多くが落ち込むことに繋がる人生、ハッピーエンドな訳がない。

破滅の思想。


ランチの後は海沿いや公園を散歩した。みなとみらいのあちこちにある式場の前を通りながら、『浮かれた奴らがいるな?!』と野次ってゲラゲラ笑ってたの我ながらヤバすぎる。もう終わりの喪女じゃん。

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雨の予報だったのに空は殺人的に晴れ渡っていた。

この狂った暑さのなか、公園で本読んでいる人がいて絶対に涼しいカフェで読んだ方がいいだろと思った。頭を日差しでじりじり焼きながら、落ち着いて活字を読むことができるのか?


大きい船。


ガンダムファクトリーを見つけて入ろうと思ったけど、にわかもにわかなので迷ってたら会場の外からガンダムが見えたので満足して帰りました。


マリンタワー。何もないところだった。



遠くのピカチュウを眺めながら歩いているうちにだんだん曇ってきて、結局ゲリラ豪雨を浴びることになった。友人が「わたしが雨女だから」と言っていて、こういう人よくいるよなと思った。自身のことを雨女とか雨男とか。気候が変化する要因が自分だという自己中心さ、主人公すぎて羨ましいぜ。


当たり前だろ。


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映画館の前を通りがかって、『昔交際していた人とここでベタな恋愛モノを観てへんな空気になることを回避するためにシリアスヒューマンドラマを観て結局へんな空気になったな』と思い出していたとき、友人に『昔ここで映画デートに来たとき相手と噛み合わなさすぎて上映中に突然帰ったことある』と言われて、この人と一生仲良くしたいなと思った。


悪友、大切にしたいな。

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