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スーパーで買ったパプリカやカラーピーマンから種を取って育てる

みなさん、こんにちは、家庭菜園研究家の廣瀬です。今回はスーパーで売っているパプリカやカラーピーマンから種を取り、育ててバッチリ収穫する記事を投稿します。

赤や黄色のピーマンの仲間は熟した実

ピーマンの仲間に、パプリカ、シシトウ、トウガラシなどがあります。スーパーに並ぶパプリカは赤、オレンジ、黄色の3色があります。パプリカやトウガラシは、熟す前、ピーマンと同じ緑色をしています。つまりパプリカは熟したものが売られているのです。カラーピーマンも赤、オレンジ、黄色が売られていますが、それらも熟した状態です。

緑色のピーマンも収穫せずに放っておくと赤くなります。シシトウも赤くなります。そのように色が変わった実から取った種は、しっかり芽を出します。

紫色をしたピーマンの仲間(紫ピーマン、紫とうがらし)も赤くなります。ちなみに品種改良された白いピーマンを育てたことがあり、それも赤くなるかな?と放っておいたところ、白いピーマンは黄色っぽくなり、赤にはなりませんでした。

市販のパプリカから種を取る

市販のパプリカから種を取る様子です。取った種は乾燥したところに放置(室内でOK)してカラカラにします。右がカラカラになった状態です。

種取り

春にこの種をポットなどに蒔いて育て、植え付けます。種から野菜を育てる様子は、以前の投稿「野菜を種から育てる」でご覧頂けます。

発芽率は良好

さて、スーパーのパプリカやカラーピーマンの種はどれくらい発芽するのでしょう? 実はとても良く発芽します。私は家庭菜園を始めてしばらく、種苗メーカーからピーマンの種を買っていましたが、スーパーのカラーピーマンの種から育てることができると知り、試したところ、とてもよく発芽したんです。以後はピーマンの種は買わず、スーパーのパプリカやカラーピーマンから育てています。

形はいびつだが、しっかり育つ

次の写真はパプリカで、左の緑色の状態から、やがて右のように色付き始めます。黒っぽい部分は痛んでいるのではなく、一旦、そのような汚い色になってから、綺麗な赤やオレンジに変化します。ですからこのような色になった時、腐ってしまったと勘違いして捨てないようにしましょう。

パプリカ1

カラーピーマンの写真です。

カラーピーマン

私がこれまで育てた経験では、パプリカは市販品のような良い形のものができますが、カラーピーマンはいびつなものが多いです。とはいえ出荷するわけではないので、形にはこだわりません。美味しく食べられます。

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バッチリ!

1つだけやや難点といえるのは、種から育てると、実を付けるまでの生育期間が長くなるので、収穫が遅くなることです。また赤や黄色に色付かせるには、実が熟すまで待つ必要があるので、なかなか収穫できないなぁ~(汗)ということになります。ですから種から育てる時も、1、2本はホームセンターなどでピーマンの苗を買い、ゴールデンウィーク頃に植え付けると良いと思います。私はそうしています。ちなみに最近ではピーマンやナスの「大苗」(いくつか花を付けた状態の大柄の苗)というものが売られていて、普通の苗より値段は高いですが、それを植え付ければ早く収穫できます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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