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北九州未来会議プラス レポート③

おはようございます。
次の未来会議のビッグゲストも決まり、気合いを入れております武内和久です。

前回の記事(レポート②)はこちら

BEPPU PROJECTが掲げる『人口の1%をアーティストに』というテーマですが、その根底には

『生きづらいと感じている人々をなくす』

というミッションがあると思うのです。

あるデータでは、生きやすいと感じている人は、全体の2割程度であるとのことです。
つまり、7割から8割くらいの人は、絶望まではいかないにしても、不安の中、生きているということになります。
これを解決するために、アートの力を使おうというのが、BEPPU PROJECTだと思うのです。

人口の1%をアーティストにすることで、すべてが解決するわけではないでしょう。
これは、私の勝手なイメージなのですが、生きづらさを感じている方は表現する欲求が強く、それに対して正直に生きる人がアーティストになる道を選んだ(選ばざるをえなかった)のだと想像します。

そして、そのアートプロジェクトを見たり、経験したりすることによって、救われているのではないでしょうか?
アートには、そのような魅力があり、1%のアーティストが表現するアートの中には、生きづらさから解放されるヒントがたくさんあるのだろうと思います。

私が、【アート】というテーマで、今回の北九州未来会議プラスを企画したのは、こういった理由もあるのです。
まず、生きづらいと感じている人でアートに携われる方々(BEPPU PROJECTの場合は、人口の1%)に
アート活動をしていただき、多くの人にそれを体感してもらうことで、明日からの勇気を持てるような仕組みを作りたいと思っています。

アートそのものに興味があることはもちろんですが、「アートで生きづらさをなくしていく」ことを考え、実践していことは私の描く未来の一つです。
アートには、答えはないのでしょう。答えがないからこそ、人々の心を動かすのでしょう。

『写真に出来ることは、もっとある』
北九州未来会議 プラスに登壇していただいた木寺一路さんが、おっしゃっていました。
木寺さんが、人々の心を掴んでやまないのは、写真そのものが素晴らしいのはもちろんですが
写真を通して、生きていくことの楽しさや大切さを伝え続けている熱情が籠っているからではないかと思います。時々木寺さんの写真からは殺気をも感じます。

https://www.fuweb.co.jp/staff/kidera/

アートとアート作品については、分けて考えることも必要かもしれません。
アートとは一種の思考プロセスであり、思考の先にあるのがアート作品なのかもしれません。
そうだとすると、私自身、北九州未来会議を通じて、皆さんと一緒に、北九州が最高の街(生きづらくない街)というアート作品になるためのアーティストの一人でもありたいと思います。


レポート①はこちら

レポート②はこちら


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