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いま思うこと


わたしは現在、理学療法士(リハビリ技師)として総合病院で勤務しています。
その中でこれまで、多くの患者さんの治療や療法士の指導に携わってきました。

しかし、日々の業務の忙しさのなかで、患者さんや後輩に対して十分に時間をかけて教えてあげられていないような気がしていました。

リハビリの治療は1回20分(1単位と言います)が基本となります。
その20分のなかで患者さんの症状を聞いて、身体の様子をチェックして、そしてリハビリを行う。



「もっと話をしっかり聞いてあげられたら…」「この運動も教えてあげたいけど今日はここまでしか…」

など、医療現場で働く多くの療法士が、短い時間で取捨選択してリハビリしているのが現状だと思います。


後輩の指導についても似たような現状があります。

リハビリ業務が終わってもカルテを書いたり、カンファレンスの準備、学術活動をしたりと意外と時間がないことが多いです。
加えて、現在は感染症拡大により様々な制限下での指導となっています。

そもそも、学生の時に実習に行けていない後輩もいます。それでも、入職したら患者さんは担当しないといけません。

わからないことだらけ、十分に教わってないことだらけの不安のなかで、なんとか自分で勉強しながらリハビリ業務にあたってくれている若手スタッフが多いんじゃないかと思います。



こんな状況で、なにか他にできることがないかなと思うようになりました。



そんな時にこのnoteを知りました。



これからこのページでは、今まで自分が勉強してきた医学的なこと、リハビリに関する情報などを発信していき、「身体の不調で困っているあなた」や「一所懸命頑張っている若手療法士」のお役に立てれば嬉しいです。


発信する情報は私自身のライフワークである「背骨」に関することが多くなると思います。
なぜ「背骨」にこだわるのかはまたどこかで記事にできればと思います。


それでは、どうぞよろしくお願いします!

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