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ChatGPTとMakeで料理に合うお酒を提案してくれるLINE BOTを作ってみた

ChatGPTのAPIがあれば余っているアレクサを改造できる、というTweetを見たので、自分もやってみようとしました。
しかし、結果は文字で受け取ったほうが何かと便利だし、スマホは音声入力もできるしな、ということで、LINE BOTを作ってみることにしました。
ちょうど今日は数年ぶりの恩師との酒席なので、酒をテーマにしました。

MakeもアレクサスキルもLINE BOTも作ったことないけど、「なんかできそう!」という気持ちにさせてくれる力がChatGPTから得られているので、それだけですでに私にとって十分有意義。

やること

  1. LINE Developersのアカウント作成

    1. ボット用のチャネル作成

    2. Webhook設定

  2. OpenAIのアカウント作成

    1. APIキー作成

    2. Organization ID取得

  3. Makeのアカウント作成

    1. Webhook設定

    2. フロー構築

1. LINE Developers

アカウントを作成し、チャネルを作成します。
チャネルのMessaging APIには、MakeのLINEモジュールで指定されたWebhook URLを設定し、Webhookを有効にします。

LINE側でのWebhook設定をしていなくて詰まった

2. OpenAI

APIキー作成を生成します。
Organization IDを取得します。

3. Make

https://www.make.com/en

フローを構築します。
LINEとGPTの2つだけを使います(自分しか使わないBOTのため最低限の機能)
LINEモジュールを最初に追加したときにWebhookのURLが表示されるので、これをLINEのチャネルのMessaging APIに追加しましょう(上述)。

MAKEではLINEとChatGPTをつなぐだけ

ChatGPTモジュールでは、ChatGPTに役割(System Role、利き酒師とか杜氏とかブレンダーとかバーテンダーとかでも良い)と入力(LINEからの出力)を指定します。

Sysetemの中でChatGPTに前提を与える

できたもの

料理に合うお酒を提案してほしい!という想いに応えるBOT。
しかし、残念ながら少し信憑性にかけるので、話のネタになるくらいの活用かな。
Systemを「全国200箇所以上の酒蔵に訪れた日本酒通」くらいにすると情報を絞り込んで回答してくれる?
一般的な解をもたないが正確な固有名詞を含める必要のある回答をさせるのは用途として向いていなさそう、今のところは。
今後、酒蔵のラインナップと官能評価、マリアージュを学習させたモデルができれば、営業から居酒屋での提案からガラッと変わってしまいますね。

おしい

京都「夢心地」→ 新潟「麒麟山 錦の夢心地」?

山形「千歳鶴」→ 札幌「千歳鶴」

石川の「酔鯨」→ 高知の「酔鯨」

京都「銀閣寺」→ ちょっとフォローできない、ごめんね。

青森「田酒」→ 正解!でも無濾過生原酒はHPに見つからなかったので、期間限定品かも。

参考

Makeの使い方

LINE BOTの作り方

ChatGPT APIの使い方

おまけ:トップ絵

openAIのDALL-E2にテーマを指示するための英語を、ChatGPT Plusで訳してもらいました。
「バーテンダーの格好をしたロボットがウイスキーのグラスを拭きながらバーカウンターの内側で立っている。バーカウンターにはさまざまな容姿のロボットが4体座っている、そんな照明の落ち着いたバーの店内の油絵」

Translation: An oil painting of the interior of a dimly lit bar, featuring a robot dressed as a bartender standing behind the bar counter, wiping a whiskey glass. At the bar counter, there are four robots with various appearances sitting, enjoying the atmosphere.
ChatGPT Plus Model: GPT-4
An oil painting of the interior of a dimly lit bar, featuring a robot dressed as a bartender standing behind the bar counter, wiping a whiskey glass. At the bar counter, there are four robots with various appearances sitting, enjoying the atmosphere.

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