見出し画像

【生ムール貝】有名ベルギー料理、の素材を楽しむ贅沢な秋

ムラサキイガイ
ヨーロッパでは同属のヨーロッパイガイ (M. edulis) などと共に食用とされ、洋食食材にする場合は近似種とともにムール貝 (仏 moule)と呼ばれる。元々日本には生息しない貝でもあり、和食ではあまり利用されていないが、瀬戸内海などで漁獲されるイガイと同様に「瀬戸貝」として炊き込みご飯などにすることがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

もともとヨーロッパでは白ワイン蒸しなどでバケツいっぱい味わう文化のあるムール貝。ベルギーでも”ココット”と呼ばれ専用の鍋で提供される定番料理になっていますが、知人と話している時にフレッシュ(生)でムール貝が食べられるシーズンとの情報が。翌日はちょうど祝日でお休み。予定もないので早速行ってみることにしました。

向かったのはベルギーの首都ブリュッセル。片道2時間半、車で行ける丁度良い距離感です。予定をたてるのがいっつも遅いのですが、話を聞いてからこんなに早く行けるなんて!今回は幸いしたみたいですね。

ブリュッセルといえば、世界三大がっかりのひとつにも数えられる小便小僧が有名ですが、がっかりと言われてもこれだけ沢山の人が集まるなら万々歳でしょう。人混みをかき分けていくと女子に嬉しいワッフルの名店ダンドワも姿をあらわしますが、今日のところはぐっとがまんして、お目当ては老舗Chez Leonです。

画像1

ガイドブックにも掲載されている有名店なので利用された方も多いとは思いますが、今回はメインのお食事の前に”生ムール貝にビールを1杯”の予定でおじゃましました!

お目当ては決まっていたので店員さんにオーダーを伝えると、運ばれてきました上品な見た目の生ムール貝!シーズンと言われるだけあって、身はしっかり入っています。牡蠣なんかはレモンが定番ですが、こちらは円形に並べられたムール貝の真ん中にたっぷりとイエローのソースが添えられています。舐めてみるとマスタードの香るさっぱりとしたソース。生のシーフードには新しい組み合わせでびっくりしましたが、ムール貝は味わいが控えめだったので丁度良く風味をプラスしてくれて相性抜群でした!作り方知りたいな…

11個、あっという間にぺろりと頂きました!シェ・レオンではフレッシュやココット以外にもグリルやフリットなどの様々なムール貝メニューの他、ワーテルゾーイなどのご当地メニューも楽しめます。観光で行くなら1度行ってみると、きっとお目当てのメニューの揃っている優秀なレストランです。

帰り道にもダンドワの可愛らしい店舗が目に入ります。ちなみにワッフルはたっぷりの生クリームに粉砂糖かはちみつのシンプルなトッピングが好き。素材の味がいちばん楽しめる気がするからです。まぁ、そんな話はまた後日。

画像2

グランプラス広場から徒歩3分。価格は5段階のうちの3つめ€€€。観光客も地元の方も多いお店で、いつでも気軽に立ち寄れます。本日もごちそうさまでした!

《ブリュッセルへのアクセス》
直行便でおよそ12時間。
またはフランス パリのノルド駅から高速列車Thalysで約1時間半。

この記事が参加している募集

サポートありがとうございます!いただいたサポートは、今まで以上におもしろい食べ物にチャレンジして、noteとして様々な食文化を広めるお手伝いをしていきたいと思います!