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コピー人間からの脱却

この記事は、昨今の情報社会の中で感じている、私の中での見解と本書で綴られている内容が重なっていたため、私なりの言葉で発信させていただけたらと思います。情報社会の中で、なにを、どうやればいいか迷っている人は多いと思います。私もそうです。ですが 、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を読んで、今の時代、これからの時代に最も必要なことを気づいたのでご紹介します。

真冬のこたつとみかんを食べながらみる年末番組くらい、あたたかいお気持ちでお楽しみ下さい。


常に闘い

人生は選択の連続だ。よくこのような言葉を耳にする人は多いかもしれません。

この本を読んで確信した私の価値観として、そもそも選択という考え自体間違っているということです。なぜなら、悩むときの大半が自分が本気でやりたいと思うことと、安牌(楽な方)の道の二択になっています。つまり、最初からその二択の答えは出ていて、一択と言っても過言ではないと言えます。

そんな二択のように見えて一択の問題も選択という言葉を使ってしますことで、どちらの選択も間違っていないように感じてしまうものです。ただ、その二択の場合、誰しもが自分が本当にやりたい方をやりたいと思うことでしょう。

そこから毎日訪れる選択を私は『闘い』というように捉えるようになりました。そうすると、本当にやりたいことに対して逃げたくない、勝ちたいという本能のようなものが明確に感じ取れてより行動に移せるようになります。

安易な生き方をしたいときは、そんな自分を敵だと思って闘うんだ。たとえ、結果が思うようにいかなくたっていい。結果が悪くても、自分は筋を貫いたんだと思えば、これほど爽やかなことはない。人生というのはそういうきびしさをもって生きるからこそ面白いんだ。


なにをやるかではなく、どうあるか。

最近私が一番感じるのは、情報発信コンテンツを使って、同じ内容を別の人が言ってるだけの動画や発信にとても空々しさを感じています。営業トークや営業スキル、おすすめの副業からやってはいけない副業、言い出したらキリがないくらい、いろいろなジャンルにわたります。たしかに、言ってることは正しく、確信をついてるかもしれません。ただ私からすると、ただのコピー人間にしか思えない上に、『それって本当に自分の心から言っているの?』とふと疑問に思ってしまいます。

人生には、世渡りと、ほんとうに生きぬく道と二つあるはずだ。

この本に書かれている内容からすると世渡りな人は、上章にもあるような、二択の闘いに大して勝てなかった人だと感じております。要するに、本当にやりたかったことから逃げて、安牌でだれでもそれなりの結果が得られるような道を選んだ人です。

何度も言うように、それがいい悪いの話ではなく、私は少なくとも自分らしく人生を全うしたい。だから一回一回の勝負を勝ち進んでいきたいと思うのです。そして自分に訪れる闘い(選択)に勝ち続けた人生こそ、その人の本当になりたかった人生であると考えます。そしてそれこそが自分にしかないオリジナリティと言っていいということだと思います。

それに、人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。



読んでいただき、ありがとうございました。


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