適応障害とわたし

体調や心の異変を覚えたのは昨年末からだった。
朝起きれない、夜眠れない、職場のことを考えると息苦しくなる、手足のしびれ、顔面痙攣。
希死念慮や将来への絶望感。

ただ疲れているだけ、考えすぎ。そう思っていた。

だが今年に入って、間もない頃限界を迎えた。
体を起こそうとすると目眩がし動けない。
その日は休み、何十件も心療内科に連絡し、昼過ぎにやっと病院の予約が取れた。
診断は適応障害、パニック障害、睡眠障害。うつ病も併発しているとのこと。そこからはもう、全てを母に一任。すぐに休職し、ひたすらにケアに専念。
ただ、地獄はそこからで社会から疎外された(この場合はわたしが拒んだ?)自分が嫌いで嫌いで、自傷やOD未遂が何度も続いた。弱虫なもので、怖くて未遂だったのだ。嫌なことを思い出しては何度もパニックを起こし泣きながら息が止まる感覚に慣れてしまうほどだった。

数ヶ月後に退職し、その後病状もだいぶ落ち着いた。医師の診断や、webでの見解通り適応障害は原因から離れると比較的落ち着いて生活ができる。ただ、これがうつ病となると少し変わってくるかなと感じている。
適応障害もうつもパニックも、今はあくまでも「寛解」しているだけであって「完治」したわけではない。困ったことに、元通りにはならないのだ。

だからこそ、現代社会を生きる全ての人に伝えたい。合わない場所や人からは離れること、相手を思いやりながら接すること。
「たかがそんなことで」とあなたが思っていることでも、相手は深く傷つくかもしれない。
その事をどうか忘れないでほしい。

そんなわたしは間もなく社会復帰します。
自分を大切に、周りを大切に進んでいきます。
読んでくださった方、いらっしゃったらこの長文を最後までお読み頂きありがとうございました。

皆様が健康で幸せに過ごせますように。

              a( ¨̮ )


追記:心療内科でなにかしら病名を告られた方はとにかく誰かに頼ってください。一人でいちゃだめ。単身の方は全て投げてでも実家にすぐさま帰ってほしい。それが難しければ友人や恋人と一緒にいて欲しい。それも難しいならSNSで仲良い人と交流したりFF0の鍵垢で感情を整理したりするのもいい。ある種、正常な判断ができない状態なので一人でいると希死念慮に呑まれます。わたしは実家で家族が傍に居てくれたから今ここにいます。だからどうか一人きりで居ないでほしい。自分を大切にしてあげてください。


#適応障害 #パニック障害 #うつ病
#睡眠障害 #希死念慮


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