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写真が嫌いになった話

お疲れ様です。

意気揚々と初回の記事を更新し
「note始めます!」
と息巻いてみたもののそれからなんと
1ヶ月半近くも間が空いてしまいました…
実は先月から新しい職場での仕事がスタートし、
ちょっと慌ただしくしており中々まとまった
時間が作れてませんでした。

前職は金融機関で営業の仕事をしていたんですが、
約1ヶ月の転職活動を経て現在は
マーケティングの仕事をしています。
主な業務内容はSNS運用。
大きい会社ではないけど
今まで趣味でやってたSNSを仕事にすることができ、
とても満足いく転職ができたなと思ってます。

前置きはこのくらいにして、
今回は前回に引き続きずっと書きたかった内容!
自分自身のフォトグラファーとしての
歴史を振り返ってみたいなと。
ネガティブなタイトルですが、
内容自体はとてもポジティブです。笑

長くなりますが、ずっと書きたかった
内容なので是非読んで頂けると嬉しいです。

前回の記事でも軽く触れてますので、
もしお時間あればそちらも是非!
3分くらいで読めます♪

失った初期衝動

カメラを始めたのは2017年の春頃だったかな。
もう5年も続けてるんですね。
当時、大学生で就活が始まる始まらないって
タイミングだったかと思います。
始めた理由は友達の持ってるカメラが
カッコよくて俺も欲しい!とかそんな感じ。
まあ、そこら辺はどうでもよくて、
とにかくその頃から色々生活が
変わっていくんですよね。

今でこそ「人物写真」を中心に撮ってますけど、
当時の作風は今とは全くベクトルが違いました。

鯉のぼりと東武亀戸線
子供の頃から鯉のぼりを見ると何故かわくわくします。
京都の名所「先斗町」で撮った1枚。
ここはまた撮りたいし普通に飲みに行きたい。笑
人でごった返す横浜中華街
誰もマスクを付けてなく今となっては
ある意味貴重な写真かもしれない。笑
友達と大阪へ撮影旅に。
もうあの頃の体力はないです…

こんな感じで当時は
「ストリート写真」にハマってたんですね。
インスタを活動の主軸としていれば
誰もが見た事ある写真だと思います。
ありがたいことにインスタを通じて
フォトグラファーの友達も増えていくんですが、
みんなこの「ストリート写真」を主軸に
活動していたと思います。

それくらい、フォトグラファー界隈でも
1つのジャンルとして確立されていました。

そんなこんなで、週末に都内に繰り出しては
1日中写真を撮って編集してインスタに
投稿するって生活を約2年ほど続けていました。
ストリート写真って海外からのリーチが
異様に高くて、面白いくらいにいいねも稼げるし
フォロワーも伸びるし…
これ、やっていた人は分かりますよね?笑

そんな訳で半分、いやほぼインスタを
伸ばすことに熱量を注いでいたんですね。
数字は大事だし、アカウントとしての
ある程度の土台は作ることができて、
それが今の活動に繋がっているので
決して無駄ではなかったけど。
でも、カメラ買ったばかりの頃抱いていた
初期衝動のようなものはほとんど
なくなっていたと思います。

「撮りたい写真を撮る」ではなく
「SNSウケの良い写真を撮る」
なってしまってました。

SNSからの解放

で、ある時きっかけは忘れましたが
ずっと張り詰めていた糸がプツんと
切れてしまう瞬間がありました。

「写真が楽しくない」

そう思ってからは早かったな。
撮るのも楽しくないしSNSも見たくない。
自分が撮る写真も全然好きになれない。
あまり人には言ってませんでしたが、
ほぼカメラに対する熱量は無くなってました。

いわゆるSNS疲れってやつですね。

それから一呼吸置いて、
「自分が本当に撮りたいものってなんだろう?」
と、真剣に考えました。

答えはずっと前から出てたんですけどね。

自分自身が本当に引き込まれて、
こういう写真を撮りたいと心の底から
思ってたものは「人物写真」でした。

「同じモデルでも、撮るカメラマンが
違うだけでこんなにも写り方が変わるんだ」

「何をどうすればこんな写真が撮れるんだろう」

インスピレーションを受けるのは常に
「人」
が撮った「人」の写真でした。

「じゃあ撮ろう」と自分の中で
決めてからは早かったです。

自分に嘘をつかない

そこからは作品性をガラッと変えました。
正直、いいねの数やフォロワー数の伸びで言ったら、全盛期とは比較にならないほど下がったけど
全然気にならなかったです。
自分のライフワークに対する違和感が
完全に消えて楽しくて仕方がなかった。
結局、SNSは手段の一つであって
目的ではないんですよね。


やりたいことやろう。
趣味も仕事も一緒だよね。
一度きりの人生。
周りに流されず自分に正直に生きる。
そうやって1日1日を積み重ねて、
最後人生の終わりを迎える瞬間、
後悔をひとつでも残さない。
そんな、人生最高でしかないですね。

話が脱線しすぎましたが
自分のフォトグラファーとしての歴史を
振り返ってみました。
カメラを始めていなければ出会えなかった
人たちがあまりにも多く
自分にとってカメラはただの
「写真を撮るツール」ではなくなってます。

多くの人との出会いを通して、
自分の世界が広がっていく感覚は
本当に刺激しかないです。

ちょっとポエムっぽくなってしまって
恥ずかしいですが本音を全て書き連ねました。
案の定長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました!
それではまた次の記事で!
(更新頻度上げますすいません)

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