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知らないふりして聞く

こんにちは。
てんやわんやです。

今週は、欧州系+日系メーカーでバイヤーとして働いていた時のGroup Managerからもらった言葉です。

こちらの言葉をくれたGroup Managerです。


知っていると言う姿勢

転職当時は29歳。
第二新卒と言うには年齢が高く、ベテランと言うには年齢が低いと言う微妙な立ち位置でした。
その上、エンジニアからバイヤーへと職種も業界も転換しており、どこかで焦りがあったのでしょう。
どのような話に対しても、自分が会社の代表として『正解』を知っていなくてはならない・・・と一生懸命だったように思います。

そんな私の様子を1年間見守ってくださったGroup Managerから下記のようなFeedbackをもらいました。

仕事を進める上で、君がどれだけ”知っているか”と言うことは重要じゃない。
知っていると言う姿勢を取った時点で、相手はそれ以上話さなくなる。
君は、それ以上の情報を得ることは出来ないし、相手も与えようとは思わなくなってしまう。
『知らないふりして聞く』ようになると、相手から教えてもらえるようになるよ。

このお話は、恥ずかしながら”目からウロコ”状態でした。

『知らないふり』と言うことは、自分ではもちろん勉強していなければなりません。
その上で、『もっと知りたいこと』を『知らないふり』をしてプロに伺うわけです。

もちろん頭で考えれば分かりそうなことなのですが、当時の私は、『知らない』ことが恥ずかしいと思っていました。
そのせいで、貴重な『プロから得られる情報』に触れる機会を自分で減らしていました。

そんな事に気づかせてくれたGroup Managerには感謝しかありません。

改善点を教えてもらう

このFeedbackは、年間査定の時に、私がGroup Managerにお願いをして頂戴したFeedbackです。
私は、査定と言う、Managerとone on oneでお話出来る機会を利用して、必ず『私自身の改善点を教えていただけますか?』と伺うようにしていました。
どんな査定でも、恐らく、最後にはManagerから『ほかに何か言いたいこと、聞きたいことある?』と聞かれると思います。
その時を利用して、頂戴したFeedback以外に、何かもっと成長出来る部分があれば教えて欲しいとお願いするようにしていました。

改善点と書くと、少しネガティブに受け取られるかもしれませんが、成長するためのHint&Tipsですね。
これを正式に頂戴できる機会が年間査定だと思っています。

私自身も逆の立場になったときには、対象の方が、どうしたら次のステージに進めるのかと言うHint&Tipsについては、必ず用意してから面談に臨むようにしていました。

みなさんも、是非、試してみてください。

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