美しい風景と言葉に触れて生きる。

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「奏劇vol.3 メトロノーム・デュエット」 私たち一人ひとりが生きるということ

先日、楽しみにしていた「奏劇vol.3 メトロノーム・デュエット」を観に行った。 今回好きな俳優さんが出ることになり、初めて「奏劇」を知ったのだけれど、音楽と演技の親和性の高さに驚いた。生きている鼓動や思いの波長は確かに音のようで、私たちの中に音楽が生きているのだ、と深い感動に包まれた。 内容は一言で言えば「怖い」に尽きる。音楽が人々を突き動かして、扇動して、一つの方向に動かすという話。 既に終演を迎えているので半分ネタバラシをしますが、出演者の最後の表情、目線がまさに「

    • 日曜劇場 VIVANT、視聴者を奔走させる展開に感動しっぱなし。 そしてTVerで一話から見返すと、ここ伏線だ!?と気づいたり。 来週も楽しみ。

      • 自分の思う方向に

        少しでも自分が面白いと思う、楽しいと思える方向に進めたら良いな。 自分の選択を信じる力を持って、一生懸命汗水たらして、先に進みたい。

        • ここには居場所がある

          4年ぶりの開催、4年ぶりに会う人々。 みんなが4年前と同じ立ち位置に立って、私の役割もあって、 これが居場所ってものなのだなぁとしみじみしてしまった。ついでに泣いてしまった。 この場所をずっと大切にしていきたい。

        「奏劇vol.3 メトロノーム・デュエット」 私たち一人ひとりが生きるということ

        • 日曜劇場 VIVANT、視聴者を奔走させる展開に感動しっぱなし。 そしてTVerで一話から見返すと、ここ伏線だ!?と気づいたり。 来週も楽しみ。

        • 自分の思う方向に

        • ここには居場所がある

          ネイルをした日

          手足がキラキラしている。 これだけでこんなにも気持ちが明るくなるんだなぁと感動してしまった。 塗るっていうシンプルな作業に集中できるのも、心を落ち着かせてくれる。 大きな悲しみや苦しみがあっても、癒してくれるのはこういう小さな幸せかもしれない。 そう、小さな幸せこそ、大切に大切に、心の内にしまっておきたい。

          ネイルをした日

          美しい景色を見続けたい

          世界は美しい景色であふれている。 幼いころから景色を見るのが好きだった。 小学校の頃、家族で行った万座温泉で見た夕日が、今も忘れられない。 静寂を保った雄大な自然の中で、昼の時間が徐々に西の方へと遠ざかり、濃い橙色から赤色、青紫色へと空が変化していく様子。一瞬たりとも同じ色を見せない空と、夕日の影になって暗黒の色に染まった山並みに、幼い私はただ、圧倒された。 色の鮮やかさは、賑やかな昼の終わりと、静かな夜の始まりを告げていた。 なんて刹那な時間なのだろうと、今でも思う。

          美しい景色を見続けたい

          あの時泣いて歩いた道を再び行く

          数か月前泣いて歩いたあの道を、今日は別の用事で通ることになった。 歩きながら、あの時の置きどころのない感情を思い出して、ともすると、こういうこともあった、と乗り越えたように装ったり、自分には必要な経験だったと、人生における意味付けをしてしまいそうだった。 時間を、自分の感情よりも押し進めようとしていた。 そうして、いい意味の理由を探すことは簡単だけれど、結局偽りの姿でしかない。 素の私は、今でも悔しく、届かなかったあの大きなビルに打ちひしがれている。 だから、あの場所で

          あの時泣いて歩いた道を再び行く

          きっと大丈夫

          今日で7月が終わる。 日々がままならないことも、十年後の自分の姿がはっきり想像できないことも、全部片足が宙に浮いたような不安がつきまとうけれども、結局自分の感性を信じないでどうする、と思う。 私を肯定できるのは私だけだし、私を最も信じることができるのは私以外いない。 そして、そういう私にしかない感性や視点、思いというものを、疎かにせず大切に磨いていきたい。 8月、もっと良い月になりますように。 おやすみなさい。

          きっと大丈夫

          南極大陸の天気は

          iPhoneのお天気アプリは、世界中色々な場所の天気を設定できるようになっていて、私はフィンランド・ヘルシンキと南極大陸を表示している。 今の南極大陸の気温は、-56°。 強風が続いている。 ちょうど極夜が終わったころらしい。 気温も、風も、太陽が出ない毎日も、私たちが想像し得ない、とてつもなく過酷な環境であることは間違いない。 冷房の風が静かにあたる、ここ日本で思う。 けれども、一方で思うのは、今の私たちよりも「生きる」ということが、シンプルに育まれているのだろう、と

          南極大陸の天気は

          私らしく生きる努力を惜しまない

          いつのまにか夏になっていた。年々、夏の空気の蒸し風呂化が進んでいると思う。日本は本格的に熱帯に近づいているのではないか。 けれども、夏の朝のあの青々とした空と、日差しが強くなる前のほんの一瞬の爽やかな風の涼しさは、夏にしかない素敵な時間だと、しみじみ思う。 そして、こんな時間の流れを確かに「流れている」と目で、肌で、心で感じることが、私にとって、最も幸せなことなのかもしれない、と思う。 人には、人それぞれきっと大切にしたいもの、宝物があるはずで、私にとってそれは「時間という記

          私らしく生きる努力を惜しまない