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独立のリアル:過去から学ぶ、未来へ一歩踏み出す方法

リアライトの創業メンバーである足立さん。普段あまり聞けない、監査法人からの独立についてお話しを伺いました!

ー独立するまでに経験したエピソードや出来事はありますか?
独立を決意して、1年前に監査法人へ退職したい旨を伝えました。その時には、準備期間をどれだけ有意義に使えるかが、独立後のために非常に重要だと思っていました。でも結局、何もしませんでした笑。パソコンを買い、名刺を作ったぐらいでした。。。

ーそうだったんですね、では、独立後の初めての仕事はどうでしたか?
独立後、初めての仕事は、ブリッジコンサルティングの登録会計士としてのIPO支援でした(当時、山本はブリッジコンサルティングの正社員でした)。

規程類や3点セットなど、監査法人時代にもちろん利用することはありましたが、それらを作成した経験はありませんでした。また、内部監査支援では、調査項目をゼロから自分で考えてクライアントへ提案しなくてはならず、正直自分にできるかな?と非常に不安でした。
しかし、当時はそれ以外に仕事があるわけではなく、仕事を選んでいられない状況でしたので、独立後の自分の力を試すという意味でも絶好の機会でもありました。

ー 独立してから直面した最初の大きな難題について教えてください。
最初の大きな課題は、事業計画の作成支援でした。監査法人時代に事業計画を見ることはあっても、作成するのは未経験ですし、そのうえ、クライアントの要求が高く、未熟な私にはその要求を満たすための策を考え出すことは、相当な精神的負担でした。
しかし、山本と共に頭を悩ませ、とにかく前向きに一生懸命取り組むことで、この大きな壁を乗り越えました。

ーなるほど、 逆に独立後で最も記憶に残っている成功体験は何ですか?
最も印象に残っているのは、IPO準備会社の会計システムの切替支援(ミロク会計から勘定奉行クラウドへの切替)です。
初めての試みで、会計システムに関する知識も当時は乏しかった私ですが、ベンダーの人の力も借りながらなんとか乗り切りました。そして、その経験の中で、会計システムの切替には一定のニーズがあることを発見し、それが現在の事業につながる基盤を作り出しました。
当時は手探り状態で、とても困難でしたが、振り返るとそれが私の独立後の最大の成功体験だったと感じています。

ー独立してからの日常生活や仕事のスタイルについて、何か特別な変化はありますか?
生活リズムが大きく変わりました。
以前よりも早く寝て、早く起きるようになりました。具体的には22時には寝て、5時に起きています。集中力が高まる朝に仕事をすることで、効率的に日々のタスクをこなすことができています。あと上司などに対する報連相が必要なくなったので、個人的にはだいぶ気が楽になりました。
また、以前に比べ、自由な時間が増えたことで、平日でも会社のメンバーと遊びに行くようになりました。これが新たなエネルギーの源となっています。

ー平日に遊びに行くのは羨ましいですね、まさに独立したからできることですよね。独立を迷っている人や踏み切れない人に伝えたいアドバイスはありますか?
独立前に完璧な準備をしようと思うかもしれませんが、独立後には予想もしない変化や出会いが待っています。自分のやりたいことが進化し続けるのが、独立の醍醐味でもあります。だからこそ、準備ももちろん大事ですが、とにかく思い切って一歩を踏み出すことが大事だと思います。
迷いがあるときこそ、自分を信じて、思い切って行動することが大切かなと思います。

ー勢いも大事ですよね。独立してから自己成長を感じたこととかありますか。
そうですね、業務範囲が広がったことで自分の視野が広がったなと思います。監査法人時代はある程度特定の業務に特化していましたが、独立してからはクライアントの様々な要望に応えるために、自分が得意とする範囲を超えて新しい知識を学び、技術を磨く必要がありました。そうしたことで、自分の守備範囲は広がっている気がします。

ー最後にこれからのビジョンや目標について教えていただけますか?
今後は、さらに事業範囲を広げ、多くのクライアントに対して、より高品質なサービスを提供することが目標です。
会計システムの切替支援だけではなく、経理DXと言えばReaLightと言われるように会社が成長し、社会に認知されるように頑張りたいです。