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とある出会い

私は、人の出会いに恵まれている。そう思う。
恵まれているかどうかさえ、人の価値判断によるものであり、恵まれてるかどうかは、どうしても比較で考えてしまう部分も否定できない。
こう考えると、人の出会いに恵まれている、というのは正当な主張ではないと思われるかもしれないが、あくまで私の感覚の中での話である。

私は友だちが多くない。
大学のクラスにおいて、コロナでオンラインになった今、連絡を取れる友人は1人だけだ。

そんな私でも、人との出会いは恵まれていると思う。
特に、必死に取り組んでいるときに、突然素敵な人が、現れる。

今日お会いした人も、その"素敵な人"の1人だ。

2018年11月29日。
私は、航空大を受験していた。
身体検査が終わり、もし受かっていたら3次試験である面接と操縦適性検査に進めるという段階であった。

その日、私は、中学の生徒会のメンバー6人と、当時私たちを担当してくれていた先生で、とある飲食店で食事を楽しんでいた。

久しぶりに会うメンバーだ。
将来についての話にもなる。

私は、目標や夢は周囲に語るタイプである。
周りからの興味や応援は、そのまま自分のやる気につながる。

当然のように、航空大を受験していることをみんなに話した。

"あれ?"
と思ったのは、その後である。

隣の席に、男女3人が座っていた。
その男性の話に聞き入ってしまった。私の知っている単語がたくさん聞こえるのである。

宮崎
フライト
訓練
パイロット
ソロフライト

最後に、こう聞こえた。

航空大

と。

確信した。この方は、航空大の関係者だ。

閉店の時間となった。

どの客も一斉に出口へと向かう。

話しかけよう。
そう思った瞬間、その男性が話しかけてきた。

"航空大、受けてるの?"

"はい!受験中です!"
満面の笑みで返す。


お互い友人を待たせている。
ほんの3分ほどだったと思うが、いかに航空大が素晴らしところかを、語ってくれた。

最後に言われた。
"頑張れよ!後輩になってくれよ!"
と。
この言葉が忘れられなかった。
驚きつつも、本当に嬉しい瞬間だった。


そして、今日。
2年弱の年月を経て、私たちは再会した。

先輩は就職する会社が決まっている。
そして私は、晴れて航空大生になれる資格を得ていた。

まずはお互いの状況が変化したことを喜んだ。

先が見えないこの時代に、お互いが進むべき道を進んでいる。

最後まで話が途切れることはなかった。
次から次へと聞きたいことが湧いてくる。
何を聞いても丁寧に答えてくれる。

最後の先輩の言葉が、印象的だ。

"航空大は本当に素晴らしいところだよ!
もう1回入学しろって言われたら絶対嫌だけど!"
冗談まじりだが、本質なのだろう。

最高の感覚を得るには、それなりの努力と苦しみが必要だ。
私は部活動でそれを痛感してきた。

だからこそ、来年からの生活が本当に楽しみになった。

緊張感もあるが、ワクワク感が勝つ。

人生、どこで素敵な人が現れるか、分からないのだと改めて思った。

全ての出会いに意味があるとは言わないが、確実に素敵な出会いは、存在する。

自分の感覚では、人との出会いに恵まれている。
今後も、大切にしていきたい。
自分の幸せな未来のためにも。

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10月14日(水)
○彼女さんへの感謝の気持ちを示せたかな
○将来に向けて、深く考える良い機会となった
○部活で投げやりではなく真剣に練習に取り組んだ
●スケジュール上仕方ないが、自分への投資の時間が極端に少なかった(明日の午後頑張る)
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それでは、また。

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