△今日はわたしもミルクティーにしますね【お手紙note:ナミさんへ】
昨年末に見かけた、こんな記事。ずっと気になっていました。
失礼な言い方かもしれませんが、書けなくなることって別に珍しくないと思うんです(小さい悩みだ、とか言いたいわけじゃなくて。この悩みをかかえてる人はたくさんいるはず、っていう意味で)。
でも、ご自身で分析されている「書けなくなった理由」が、わたしにとって共感できるものだったので、ずっと頭の片隅に残っていました。特に、この部分です。
noteを頻繁に書いていたときはいっぱい種類を買っていました。(中略)そうするとどんどん飲みきれない紅茶が出てきてしまって、管理しきれなくなる…という現象が起こっていました。私にとってそれが少しストレスになっていました。保管するのに場所もとりますしね…なので一度紅茶を買ったらしばらくそれを飲み続ける、という形に変わりました。
(「最近noteが書けなくなった」より)
「わかる、わかる」と頷きながら読みました。わたし自身も、11月にそんな投稿をしていたから。
紅茶が大好きなんだけど、わたしはカフェインにあまり強くない体質で、量はそんなに飲めないんだよね~、っていう話。
わたしも元々は常時3種類くらいの茶葉を開けていて、気分によって飲むものを選んだり、多いときはもっと何種類も飲みかけのものを持っていたりしたよ、でも飲み切れないから、これからは開ける茶葉を1種類だけにしておいて、違うものが飲みたいときには、これまでなかなか飲む機会のなかったティーバッグを活用するよ
(七志野さんかく「△お茶との距離感を考えてみる」意訳)
「あ、ナミさんも同じことしてる」って思いました。カフェイン強くない族としては、紅茶、やっぱり1種類しか開け(られ)ないですよね。だって飲み切れないもの。
でも、そこでちゃんと「同じ紅茶を飲み続ける」ことができるのは、ナミさんの謙虚さだなと思いました。謙虚さというかストイックさ?筋トレとかもされているようなので、やると決めたことは徹底する性格をお持ちなのかなと思います。
一方わたしは意志が弱く、「ひとつのお茶を飲む」ことをベースにしながらも、ティーバッグで気分転換という逃げ道をつくったり、結局ほかのものを開封してしまったりしています。ちなみに今は、嬉野紅茶とアプリコット(フレーバードティー)の2種類…。
勝手に共感されて、勝手に自分と重ね合わせてこんなnoteを書かれて、ナミさんには迷惑な話かもしれません。それでもあえてこんな風に書いているのは、わたしはナミさんのおかげでnoteを続けられているよって伝えるためです。
noteを始めたとき、わたしが紅茶のことを書けたのは、他でもないナミさんが紅茶部を提唱してくださっていたからこそだと思っています。
わたし、一番最初に書いた紅茶記事が「△秋摘みダージリンについて」なんですよ。noteには紅茶が好きな人・紅茶について書いている人がいる、っていう安心感なしには、このトピックは選べないです。
紅茶部がなかったら、もっと無難に「今日飲んだ紅茶」みたいな写真日記とか、もしお茶語り的なことを書くとしても「リーフティーとティーバッグの違い」とか、せいぜいその程度のことしか書けなかったと思います。でも、紅茶部のおかげで、いきなり本格的な好みの話を切り出せました。
それで…最近ちょっと迷っていることがあるんですけど、紅茶部のハッシュタグ、使い続けていて大丈夫でしょうか。
初めての紅茶記事で使って以来、習慣的につけてしまっていますが…。ナミさん自身は紅茶のことをほとんど書かれていない今、タグだけが使われ続けていると、ご自分の始めたこと(紅茶部)が独り歩きしているような気持ち悪さがあるんじゃないかなあ、と不安に感じています。
これからもひっそりと続けていていいのなら、それはもちろん嬉しいですし、もしもっと積極的に続けることを望まれるなら、マガジンの共同運営?とかもできるんですよねnoteって?(詳しくは存じ上げませんが)そういう続け方もあるのかも、とも思います。
もしくは、自然に紅茶部が解散できたらいいのにって思われているとしたら、甚だ迷惑な投稿ですよね、これ。だからあえて、紅茶部のタグはつけていません。
さて、わたしがこれを書いているあいだにも、ナミさんのお名前から「ミルクティーマニア」の文言がなくなりました。
むやみに追いかけてはいけないのだろうな、と思う気持ちと、わたしの考えていることを知ってほしいと思う気持ちとが、ぶつかりあいます。何かを変えてほしいとか励ましたいとか、そんなおこがましいことを言うつもりはないんです。
ただ、わたしの思いを知ってもらえたら、って。それだけです。
書くかどうか、ずっと迷っていたけれど、背中を押してくれたのがこちらの記事でした。
いなくなってしまう人がたくさんいることも知っています。いつも読んでスキをつけてくれていた人が、更新が減り、ある時いなくなってしまうこともよくあります。
という部分を見て、そうなる前に伝えなければ!と思ったんです。余計なお世話だろうし、もしかしたら重荷に感じさせてしまうかもしれないし、書くことをためらう理由ならいくらでも挙げられるのですが、こちらのnoteを読んで、衝動的に「伝えよう」という思いが勝ちました。
また、わたしは紅茶部をきっかけにナミさんのことを知りましたが、紅茶の話題に限らず、ナミさんの記事が好きです。
つい最近「文字見知り」について書いたのですが、ナミさんの文章に関しては、ほとんど文字見知りしませんでした。スッと入りこんでくる感じがあって。だから、はじめにフォローしたのは紅茶部のマガジンだけだったけど、ナミさん自身のアカウントも追ってフォローさせていただきました。
紅茶の記事は今まで以上に書けなくなってしまうと思いますが文章を書くことは続けていきたい。それがたとえお金にもならず、人から無意味だと言われたとしても。
(先述のナミさんの記事「最近noteが書けなくなった」より)
この部分を読んだとき、すごく安心したわたしがいます。人に見せたり見られたりすると疲れてしまうかもしれないけど、書くことはやめないでいてほしいな、と勝手ながらも願っていたから。
また、こちらの記事は、人それぞれ「パーソナルスペース」ってあるよね、と気づかせてくれたnoteです。
耳なじみのいい言葉で「パーソナルスペース」とひと括りにしたけれど、スペースって、時間的なことも空間的なこともぜんぶ含めての意味。誰しも、オープンにしたい部分とそうでない部分とがありますよね。
いまはどちらかというと、基本的には鍵をかけた自室にいて(定期購読マガジン)、そこへ遊びにきてくださる方にマイペースにお話をしている。
(中略)
たまに気が向いたらラウンジに顔を出してみたり(お題企画note)、パーティなどの特別なイベントにはまた参加したりするようになってきた(note酒場やオフ会)。
(「続・シェアハウスのラウンジみたいに」より)
定期購読マガジンとは違うけれど、ナミさんも「自室」にいらっしゃるんだろうな。
人に知られたアカウント上でではなくとも、限られた空間であってでも楽しむこと、それが「紅茶の記事は今まで以上に書けなくなってしまうと思いますが文章を書くことは続けていきたい」というナミさんの文章にも現れていると思いました。
最近はイラストを投稿されたり、違った文章を書かれたり、新しい世界を眺めていらっしゃいますね。ときどきでいいから、無理のない範囲で、お顔を見せてくださったら嬉しいです。
△改め七志野さんかく
この投稿では、たくさんのnoteへのリンクを貼らせていただきました。わたしの見たもの、思ったこと、をちゃんと表すために、どれも必要だと思ったからです。雑多な引用の仕方で、書き手のみなさんには申し訳ないのですが…この場を借りてお礼申し上げます。
意図しない使われ方で不快に思われた場合は、遠慮なくご連絡ください。
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【3/23追記】ナミさんから、さっそくお返事をいただきました。ありがとうございます。これからも、紅茶部の活動はゆるゆると続けさせていただきます!
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