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元バスケ部30代女性の反復性肩関節亜脱臼手術体験談 ―2.情報収集(先生・病院・手術内容)―

前回(―1.受傷〜整形外科受診―)の続きです。4回目となる肩関節の亜脱臼が起き、これまで保存療法で日常生活を送っていましたが、手術療法を検討することに。近くの整形外科から肩関節に詳しい先生の診察を勧められたことから、病院や手術内容などの情報収集をしました。

情報収集(先生と病院)

近くの整形外科では、肩関節を得意とする先生の診察が受けられるとの事でした。でも、診察時間が限られていて月に2回、平日の数時間のみです。次の診察までは2週間ほどあり、また仕事を休まなければいけません。

その先生が診察をしている他の病院も調べてみたところ、同じように診察は平日のみ。ただ、診察時間が週に2回程あるようだったので、近くの整形外科よりは早く診察が受けられそうでした。

それは1つの選択肢として残しておきながらも、新たに条件を決めてインターネットで探してみることにしました。

条件は、こちらです。
1、肩関節を得意としている
2、この手術の件数や経験が多い
3、土曜日に診察を行っている(会社を休む必要が無い)
4、自宅から通える距離にある(診察、手術、リハビリなど、何度も足を運ぶ必要がある為)
5、リハビリまで行える環境が整っている

インターネットのキーワード検索で病院のホームページを見ることに加え、病院の口コミサイトで手術件数などを確認しました。

情報収集(手術内容)

先生と病院を探すことと並行して、手術内容も調べました。これまでも何度か病院で診察を受け手術の話が出ていたので、何となく大枠については分かっていたつもりでした。でも、ぼんやりとしたものだったので、これもインターネットで検索。

私の大まかな理解は、こんな感じでした。

初めて肩関節が外れた時に肩関節(肩甲骨と腕の骨)を包む袋の端が剥がれ、それが元に戻らず緩んだ位置でくっつき、ゆるみができます。すると、肩関節が外れやすい状態となり、スポーツ以外の日常生活のちょっとした動きでも外れ、何度も繰り返すことになります。

詳しくは、こちら。
https://www.souseikai.net/general/content/639

実際にこの手術を行った方の体験談も読んでみたくて探したところ、いくつか見つけることができました。特に性別が同じで年齢も近かった、こちらの方のブログはとても参考になり、手術の前後で何度も読ませていただきました。

https://snowlife30.com/category/dakkyu/

肩専門医がいる病院の予約と紹介状依頼

新たな条件で探し、診てもらいたい先生と病院を決めました。

幸運なことに会社の都合で平日に休みができ、その日は先生の診察がある日。プロフィール等を拝見する限り知識や経験が豊富そうで忙しそうな先生は数ヶ月待ちなのかもしれない…と思いながら予約の電話をしたところ、空いている時間があり予約が取れました!

早速、近くの整形外科へ行き紹介状の作成をお願いしました。その整形外科ではない他の病院へ決めましたが、スムーズに作成していただけました。

仕事への影響

受傷してからも休まずに仕事へ行っていました。仕事はデスクワークなので肩の負担は比較的少ないものの、パソコンを使うなど作業をしていると痛みが出たり、腕を支えられない感じがしたり。これまでの亜脱臼よりも身体へのダメージが大きいように思えました。ありがたいことに残業が無かったので、仕事中は痛み止めを飲みながら何とか切り抜けました。

この時は、新しい仕事を始めたばかりだったので、怪我をしてしまったことに動揺。自分の身体がどうなっているのか、これからどうなっていくのかと思いながら、現状を把握し、より良い選択肢を選べるよう情報収集に必死でした。

近くの整形外科を受診し手術の話が出たことや身体へのダメージが大きいことから、上司に状況を話すことにしました。仕事に大きく影響が出るようになってからでは遅いと思ったからです。

ひとまず、次の病院の診察結果を待ち、今後のスケジュール等を決めることになりました。

次回へ続く

次回は、いよいよ肩専門医がいる病院への受診などを綴っていく予定です。


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