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元バスケ部30代女性の反復性肩関節亜脱臼手術体験談 ―4.手術決定とスケジュール調整―

前回(―3.肩専門医がいる病院を受診―)の続きです。診察と検査を受け、治療として手術療法が適応となることやその詳細を説明してもらいました。その日は一旦話を持ち帰り、今後のスケジュール等を検討することにしました。

手術後にできる運動

先生の診察を受けた時、手術後にできる運動についてもお話ししました。目安として、現在が60〜70くらいだとしたら手術後は90くらいまでに回復するということ。

学生時代に行っていたバスケについては、試合は難しくシュート練習くらいであればOK。コンタクトスポーツであることやリバウンドなどで脱臼(亜脱臼)が起こりやすい体勢になることが考えられるからです。それを聞いた時には少し残念に思いましたが、社会人になってからは全然バスケをしていませんでしたし、これから試合に出ることがあるとも思えなかったので、納得することができました。

また、日常生活を行う上で亜脱臼を起こしてしまう状況を脱することができるということは、不安を払拭してくれるので私の生活の質を向上させてくれます。仕事はスポーツ選手や警察官、自衛官など、身体の状態が大きく影響するものではないので問題なし。運動は自分の健康管理や趣味の範囲でできれば十分だと思い、それを先生に伝えました。

手術後のイメージやゴールを先生と共有できたことは、不安なく手術やリハビリを受ける上で大切だと思いました。

職場とスケジュール調整

私の中では、自分勝手かもしれないけれど自分の身体を1番に考えたい、手術は早めに行って今後の生活に備えたいという気持ちが強かったです。
派遣として働き始めて1ヶ月も経っていなかったこともあり休職が難しかったこと、仮に入院後にすぐ職場復帰しても周りに多大な迷惑を掛けてしまうことが予想できたことから、関係者に相談して退職させていただきました。

手術日の調整

仕事を退職して手術やリハビリに専念することに決めたので、あとは先生の都合だけになりました。先生の診察を予約し、手術日の相談をしました。社会保険の変更があり、その手続きに少し時間が必要だと思ったので、少し余裕を持って約3週間後に手術日を設定してもらいました。

手術や入院が決まったので、入退院に関しての専門部署で手続きの説明を受けました。
特に今回の手術はある程度の金額が発生するので、それに関わる保険の説明を受けられたことは経済的な不安を軽くできました。

次回へ続く

次回は、入院前に準備した物について綴っていく予定です。

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