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私がデザイナーになった理由

この前自己紹介の記事を書いてて気づいたんですが、デザイナー歴9年になるみたいで、あっという間すぎてびっくりしました…。なので、これを機に自分がどうしてデザイナーになったのか、どうして続けているのかを書いてみようと思います。

(★予想外に長くなったので2記事に分けます〜)

どうしてデザイナーになったのか

私は実はデザイナーになりたいと思ってなった人ではないです。(こんなこと書いたらデザイナーのみなさんや目指してる人に失礼かなと思ったのですが、noteを見てみるとなりゆきでデザイナーになった人も案外たくさんいてホッとしてます。)

絵を描いたり工作したりするのが小さい頃から好きで、特に絵が好きだったので絵を描く仕事がしたいとぼんや〜り思っていました。

ぼんや〜りしているうちに進路選択の時期になり…、適当な芸術系の専門学校に行くか就職しようかと考えてましたが、母の勧めで美大進学をすることに決めました。(決めたのが高3なのでまじで遅い!)

ここで母に言われたことが、やりたいくないことを仕事にするのは思ってるよりもしんどいということと、2年しかない専門学校ではやりたいことがまだ定まってない私が通っても迷ったまま卒業、就活になるんじゃない?ということでした。
我が母ながらよく見てるわ〜と思い、半ば説得されて大学進学を決めました。ちなみにうちは母子家庭だったので、学費は奨学金のありとあらゆる制度を活用して払ってました。お金がない中でも将来を考えてくれたのはありがたかったです。

デザインは別物として割り切ることができた

いざ大学進学して、じゃあそこでデザインが大好きでやりたいことになったのかと言われたら、うーん??と言う感じです。結局。
でもまぁ、デザイン課題の制作物に対して講評でケチョンケチョンに言われたとしても、描いた絵をケチョンケチョンに言われるよりは割と平気でした。(ダメージは受けてますが笑)
アドバイスだとしても、描いた絵にダメ出しとかされるとものすごい悲しさや怒りが湧いてくるんですよね…。その時に、あ、じゃあデザインなら仕事として出来るかもしれないと思いました。

やりたいことと好きなことの区別がついた

大学に通って良かったのは、わたしが仕事としてやりたいのはデザインで、私が好きなこととして続けたいのは絵を描くことと区別がついたことですね。

それで、もう自分の進むべき道は決まったぞとなったはいいのですが、就活はしっかり苦労の多いものになりました。その当時パッケージデザインがやりたくて東京の制作会社や地元の製菓メーカーなどに応募しまくってましたが面接で悉く敗北…。デザインやるぞ!と意思決定したのも遅すぎて、その自信のなさが現れてたんだろうな〜といまになって思います。

半ば無理をしてまで通った大学を卒業したからにはとにかく絶対にデザイナーという肩書きが欲しいと思っていた私は卒業した年の秋にようやく、地元美容室のインハウスデザイナーとして入社し辛うじてデザイナーの肩書きを得ることができました。
振り返るとデザイナーになりたい!!って強く思ってたのはこの就活の時期くらいです笑

まとめると

絵を仕事にするのは嫌だと気づいて、代わりにデザインをするのはいける!と思った。クリエイティブという枠においては絵を描くこともデザインをすることも近しいものがあるので、仕事として続けていけそうだということでデザイナーを目指すことにした。そして私の場合は、美大を出たからにはという謎のプレッシャーを自分に課していたからデザイナーになったと言うのもあります笑

改めて振り返るとこんな感じでした。どうでしょう?(?)次の投稿ではデザイナーを続けている理由について書いていこうと思います!デザインってね…沼なんですよ…って話になりそう。

おわり

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