望星

しがないアラサー女。鬱屈とした人生!満足したら急に消えます。

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しがないアラサー女。鬱屈とした人生!満足したら急に消えます。

最近の記事

敗北しろ。

いつからか「負けない」ことが美徳だと思っていたんだけど、最近むしろそのメンタルが私を蝕んでいるのではないかと思い始めた。 というか、皆、私ほど負けず嫌いではないのかもしれない。 負けず嫌いで得したことはたくさんある。生きるための、重力に逆らうための揚力として「悔しさ」があったから。 あと頑張ればなんとかなった。頑張ればなんとかなる、は、私の心を支えてくれた。 負けない、勝つために頑張る、これが2段重ねの生きる意味。唯一自己を肯定できるところ。 でも最近、本当に頑張りたいの

    • 筋肉かもしれない

      起き上がるのがしんどい日々をどうにかしたくて毎日の生活でちゃんと階段を使うことにした。そうしたら、めっちゃ元気になってきた。 階段くらいと思われるかもだけど、最近の私はその階段すら使うのがキツかった。 ほんの少しの階段ですら無理で、遠いエレベーター使っていたくらいには体力低下してた。 筋トレどころかラジオ体操で息切れするほど虚弱。他に効果的な体力をつける方法も思いつかず、なんなら普段からできる限り体力を温存しようと動かなくなり、ますます筋力が落ちる悪循環。 なんとかしてこ

      • 寝起き

        ささくれ立っていた気持ちがだいぶ落ち着いてきたため、noteを書く。誰に向けて書いてるわけでもないし、読む人もいないだろうけれど、あまり気持ちのいい文章ではないという注意書きは残しておく。 今日も寝起きが悪かった。 私は夢をよく見る。その夢の中で私は大きな目的遂行のために頑張っていることが多いから、起きた瞬間はだいたい不機嫌。おもちゃを取り上げられた子供や、仕事一筋の重役が定年退職して急にやることがなくなったときと同じ。不機嫌なときはだいたい何かを食べると治る。寝起きはだい

        • 5月を土に埋めた。

          4月末から体調が悪化し、5月はほとんど布団の上で過ごしていた。絵を描こうとはしていたし、前に進もうと努力もしていたけれど、体がそれを許さなかった。体が私の心からやる気を奪っていく。そうしてできた肉の塊を、布団にくるんで季節外れの冬眠を試みる毎日。 私の仕事である料理も家事も洗濯も、全部家族がやってくれた。いつか捨てられるんじゃないかって思いながら、優しくされるたびに謝罪した。 noteを作ろうと思ったきっかけは、森美術館で観たバンクシーやアート観について書き綴りたかったから

        敗北しろ。