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「好きを仕事に」の落とし穴

フリーランスになって度々思うことの一つに、「相手が求めることの先に仕事がある」ということ。

ちょっと前のnoteにも書いたけれど、仕事は他者貢献だと思っていて、「好きを仕事にしたい!」と思う場合、その大前提を意識しておかないとうまくいかないことが多い。


医者や看護師を例にすると理解しやすいと思うのだけれど、仕事というものは、世間にニーズがあってそれが職業として規定されている。
この流れに沿って職につくと、「他者貢献だ」とか意識しなくても自然にできてしまっているのだ。

世の中的に必要とされている職業はなくならない、必要ないと判断された職業が淘汰されてゆく...

好きを仕事にする場合は、「必要だ!」と思ってもらうことが必要で、本人も「自分の好き」や「やりたい」を優先させて、それを信じて突き進んだ結果、うまくいかないということがあると思う。
やりたいことの先にニーズがそもそもないということもありうる。

「それ必要?」

「求められている?」

「そこにニーズはあるの?」

常に息を吸って吐くように当たり前のように考えていないとうまくいかない。


好きを仕事にして軌道に乗るまでに時間がかかるというのもまさに、
世間のニーズと自分の好きをすり合わせる期間なんだなと私は思うようにしている。

人の好みは十人十色。

そして「好き」ばかりでは生きていけない時は、「求められていること」に振り切って取り組むことも必要(かもしれない..)


うまく折り合いをつけてバランスとっていくんだ、これからも。

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