国際恋愛に向いている人

前回の国際恋愛と国内恋愛のメリットデメリットに引き続き、国際恋愛の経験者だからこそ思う、国際恋愛に向いている人の特徴を書き連ねてみたいと思う。

1. 新しいものに対してフラットな目線で見られて、自分の中に落とし込むのがうまい人

異文化や異人種の人との付き合いは、恋愛関係だけに限らず新しいものとの出会いがつきものだ。新たな人との出会いや未知の価値観などに興味を持てること、そして自分の価値観が正しいと思わずにフラットな目線で物事を見られることが重要になる。そして、今までの自分の考え方や常識、価値観に囚われすぎずに、良いと思うものがあれば素直に取り入れられる人は、国際恋愛に向いていると思う。

2. 新しい言語、文化、食習慣などを学んだり試したりするのが苦じゃない人

相手との付き合いの中で、言語や文化の擦り合わせは必須になる。それは例えば相手が自分の話す言語を流暢に話せたとしても同じだ。自分の話す言語だけで、相手の家族や友達とコミュニケーションが取れるとは限らない。それに相手の考え方や笑いのつぼを理解するためには、言語が分かる方が良い。

文化や食習慣も同じで、100％取り入れるのは難しいけれど、いろいろ試したり学んだりしたいという姿勢が大事だと思う。例えば自分の好きな日本らしいもの、緑茶、梅干し、納豆、刺身などが食わず嫌いでいられるよりも試してみてくれると嬉しいのと同様に、自分も相手の国のものは試したいと思えると付き合いはうまくいきやすいと思う。

3. 感情的になりすぎずに話し合いができる人

ときには、文化の違いや性格の違いで喧嘩になることもある。そんなときに、感情的になりすぎて怒ったり泣いたりするのではなく、私の国ではこうなんだよとか、これが私の普段の生活だから悪気はなかったよなどと説明できれば良い。その上でお互いに価値観の擦り合わせができればさらに良い。

4. ステレオタイプ的に他人を見ない人

この人は〇〇人だからこうに違いない、のような考えを持ちすぎない。自分の目の前にいるのは一人の人間であって、その国の国民みんなを代表しているわけでもない。相手に当てはまるステレオタイプも当てはまらないステレオタイプもあるだろう。話のネタとして、そのような知識があるのは全く問題ないが、ステレオタイプや先入観に囚われないことは国際恋愛においては、かなり重要だと思う。

5. ある程度「自分」をしっかり持っている人

相手の意見や価値観を聞いたうえで、自分なりの善悪や価値観や判断基準を持つことは大切だ。自分の譲れない部分に対して、こだわりを持つこともときには必要になる。

それと国際恋愛だと、いろいろな事情から一時的に国を跨いだ遠距離恋愛や別居婚のような状態になることもあると思う。そんなときにも、自分で楽しめる趣味や活動があると良い。この意味でも「自分」をしっかりと持っている人は国際恋愛に向いていると言える。

この5項目に当てはまれば、国際恋愛をうまく続けられる素質があると言える。

私自身すべてによく当てはまるというわけではないけれど、少なくとも2にはよく当てはまる。言語を学ぶのは好きだし、相手の国の文化や食べ物も取り入れたい。

私の周りにも国際恋愛経験者がたくさんいるけど、わりとこの5項目に当てはまっている人が多いと思う。

国際恋愛をしてみたい人や国際恋愛中の人の参考になれば嬉しい。