見出し画像

仕事はやりがいかお金か

1日24時間のうちの8時間、人によってはそれ以上の時間を費やすのが仕事だ。

幸いなことに、今私は仕事が楽しくて仕方ないという期間が続いているのだけれど、それでも人生の3分の1を費やすのに適切かどうかは常に考えざるを得ない。

過去にはもちろん仕事に行きたくないと感じたこともあったし、毎日やる気が100%漲っているというわけでもない。


人間が仕事をするモチベーションはいろいろあれど、そもそも働くからにはそれに見合った報酬があることは大前提だし、楽しみややりがいがあることも必要条件である。


やる気が長期間に渡って起きない仕事であれば、多くの人にとって転職は一つの選択肢だろう。だけど、様々な事情から転職できない場合もあると思う。


転職をする以外で、現状の仕事に価値を見出すには、個人的には仕事を好きになるか、もしくはお金稼ぎの手段として割り切って考えるかの2択だと思っている。


まず仕事を好きになるには、自分は何が満たされたときに仕事を好きになれるかを考えてみるべきだ。人によって、人間関係が重要だったり、仕事内容に誇りを持てることだったり、上司から褒められることだったりといろいろな基準があると思う。そしてそれに応じた対処をするのが近道だと思う。

例えば、私の場合の仕事を好きになる条件は、チーム全体もしくは会社全体に影響を与えるような大きくやりがいのあることができることと、能力のある上司や同僚に頑張りを認めてもらうことの2個だった。

自分から改善できる点を探して積極的に動いたり、自分の業務内容の幅を広げたりして、徐々に大きなやりがいを感じられるようになっていった。そしてそれに伴い、上司や同僚はその結果や影響を見て、私を評価してくれるようになった。頑張りを見てくれていて、さらに評価してくれる人が身近にいることは重要だ。


これが難しい場合には、もう少しドライな考え方で、仕事は生きていくためにお金を稼ぐ手段と割り切っても良い。精神的な充実感を仕事に求める必要はないので、生きるためのお金を8時間で稼いで、残りの時間で意味のある生活をすることもできる。

私の場合だと、お金を稼ぐ手段というだけだと仕事は続けられそうにないので、やりがいや楽しさが必要だ。極端につまらない仕事や精神的苦痛を感じるような仕事は、いくらお給料が高くてもできない。


最後に、人によって物の見方は違うが、自分なりの基準をもっておくと何かと都合が良い。

仕事が楽しく感じなくなったらやめどき。〇〇万円以上お給料がなければ転職先の候補にしない。などの基準があれば良い。

やりがいもお金も捨て難いが、自分の軸があってそれに従って行動できれば、後悔しにくいはずと私自身は常に考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?