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プチトリップさんぽ! 〜 〈イタリア・ミラノ〉 ドゥオーモからどぅお〜も!

どぅお〜も!

今回のプチトリップさんぽ〈イタリア・ミラノ〉編、ウレシイことに大変好評を頂いておりますん。

ジェラートに惹かれたんでしょうかねぇ。
それとも姐さんのミラクルミラノでルルルルル〜、が効いちゃったんでしょうか。


そして、久々にnote公式さんにも入れていただきましたん。

ありがとうございますん🥰




で、今回は、一夜明けて。
ボンジョルノ!

外を見ると相変わらずど〜んよりですが、オサレな中庭には二羽ニワトリがいる...ってことはなく。
今はいいけど傘は手放せんな、と。

ゆっくりした朝にゆっくり朝食をいただきます。
それほど豪華ではありませんが有難い。


右のガラス器に入ったの、ヌテラです。
ウサギのフンのようですが変わった機械から出したら
もうほぼ残ってなかったのよね。それで一口。
カプチーノはしっかり二杯いただきました。


ついでにさっきの中庭へ出てみました。
🍂は舞えどもニワトリは居らず。
お日様のある夏はきっと気持ちいいハズ。
お部屋にはこんな古いドゥオーモの写真が。
昨夜スーパーで見つけた、イタリア定番のお菓子。
おフランスでも食べていたけどさすがにピスタチオ味はなかったので思わずげっちん💪
おやつに持っていきますん。


外へ出ました!
濡れた朝の靄が色っぽ〜い、ミラノですん。
あはん♥


昨夜のパン屋さんも通勤前のひっかけキャフェに
ちょうどよいスペース。残念ながら朝食済みの姐さん。
あ! また来た路面電車!
やややややっ、朝から忙しいわ〜。


「ママン、ママンこっちからもー」
あー、お姉ちゃん、メルチ。
いやでもアナタも一緒に撮りまくり。
「あー、続いてるー、続いてるー。」
ハイハイハイ、三連発!
お姉ちゃん今回は一眼レフ持ってきて気合入ってます!


うわ〜、なんてあはん♥なキャフェなのん。
と思わず立ち止まる姐さん。
この縦横無尽に張り巡らされた路面電車の電気系統!
どうやらトロリーバスもあるようなんでねぇ。


再び登場の姐さんお気に入り曲。
♪「グルック通りの少年」。
「路地裏の少年」を思い出さずにいられない姐さん。イタリアの浜省か!

1970年代に自ら生家を訪れたチェレンターノ氏の様子。



さすがイタリア、通りにクラシックの作曲家の名前が付いている場合が多いですね〜。

中央駅のあちら側とこちら側とはいえ雰囲気はクリソツ!

お姉ちゃんが熱心に写真を撮りまくっていた建物。
こういうクラシック系がお好みらしい。
確かにパリとは色からして違いますん。
ちと中庭を覗かしてもらうと、は〜ん😍
二人してヨダレもの。
その反対側は明らかに近代のモノね。


中央駅近くの角のキャフェ。
ラデュレだって顔負けな雰囲気。
美味しそうなマロングラッセ🌰
一応おばちゃんに聞いておきました。
「クアント・クエスタ・デラ・マローニ?」
「え?どれ? あー、コレ20€…かな。」
駅前キオスクのお土産屋さんで路面電車が!
えーーー、欲しいけど今はムリ。
チェックのみでガマン。
さて、お上りさんいくよ!
中央駅前から市内観光バスに乗り込みます。
雨が降ってもコワいモノなし。


さあ、二階建てバスの二階窓ナシ部分を陣取ったー。
びゅんびゅん飛ばして市内を走りますん。
いやだけどばんばん雨入ってくるよ☔



今日はこんな曲が思い出されます。
リッキ・エ・ポヴェリの『ケ・サラ』。
このタイトル、よじれますね〜。
「なるようになるさ」とか「そんなモンでしょ」的な。
1971年の大ヒットで第21回サンレモ音楽祭にも参加。
彼ら的イメージでは男女混合4人組のイタリア版「ママス&パパス」を狙っていたようですが、姐さん的イメージではイタリア版「サーカス」かっ!
それじゃあ♪『イタリアン・フィーリング』かっ!

♪ アモーレミオ ウナバッチオ スラボッカ〜
(愛してくれ、そしてくちびるにはキスを〜)

あはん♥

段々とアツくなっていく感がミラノ観光の興奮と重なりますん!


ショッピングが楽しそうなブエノスアイレス通り。
こんなあはん♥な広告もオサレ〜。
そしてお目当ての一つ、デザインファニチャーショップ。
そうそう、こういうのいっぱい見たいの。
いやん♥
あはん♥
また路面電車めっけ!
路面電車の追っかけになりそうですね。
ホントはこんなのモノクロで撮りたかったん。
でも切り替える時間なかったん。
すぐ目の前に座ってるお姉ちゃんも
「あーん😫あーん😫」
言いながらバチバチ撮ってますん。
よしよし、ガンバレ! スナップ写真猛特訓じゃ〜。
あ、やっと見えて来ました!
ハイ、観光バス降りるよ。
お姉「ここのちょっと前の道もう一回行きたい。」
そ、だから必ずしもメトロ移動がイイとは限らない。
歩かにゃイイ写真は撮れんのだよ。


ってことでやっと、
『ドゥオーモからどぅお〜も!』
いや〜、真っ白になられて。
コレぜんぶ大理石ですよ〜、みなさん。
濡れ濡れがまたなんとも言えん。


そしてお隣のギャラリアもね。
このパーフェクトな遠近法!


ドゥオーモからどぅお〜も!
コ・レ・が世界最大級のゴシック建築なり。
全長158m、幅92m、高さ108m。

めちゃめちゃ細かい装飾です!
気が遠くなるような細かさです!
完成に5世紀かかったのにも頷けます!
最初の石は1386年に置かれたそうで、
途中宗教改革なんかで中断したらしいんですが、
当時ミラノ公国を征服したナポレオンの命により
おフランスの資金で一応の完成。
それが1813年。
ご苦労さまでした〜。
この正面入口も今ではブロンズ製ですが、
昔は木製だったそうですよ。
キリストが生まれたという場面の彫刻の所は
みんなに頭撫で撫でされてピッカピカ!
この中央へ視線を集めよう集めようとするテクニック。ブロンズをこれだけ優雅な曲線で装飾出来るとは。


ちとこの辺で、2年前に友と行ったフィレンツェも振り返ってみましょ。


フィレンツェのドゥオーモからもどぅおーも!
してみました。

なんでかっつーと、姐さんこの石の出所が気になってるんすよ。

例えば、このあはん♥なダビデさん。


こちらのダビデさんは、以前の記事で分析しておりました。

そしてこの彫刻は、イタリア中北部トスカーナ地方のアプアノ山脈に位置するカッラーラという街で採れる大理石を使用。

制作者の白い大理石大スキミケランジェロ自らカッラーラの街に滞在し石を選びだした模様。

一方、ミラノのドゥオーモは、イタリア北部スイス国境に近い湖水地方にあるマジョーレ湖西部、オッソラ渓谷から採れるカンドリアを使用。
白からベージュ系で薄いピンクの模様が特長。
やはり地の利は強い。

ちなみに、赤い丸で囲んだツェルマット〜サン・モリッツは素晴らしい山岳列車で有名なルート。
実はミラノからの乗り鉄旅黄金三角地帯😆
ただし国境には気をつけよ。


やっぱり中入りたいん!
チケット買ってこよう。
お天気がちと心配だったので前売りは買わず、
運を天に任せましたが。
逆に雨でたくさん待っている人がいないので狙い目か。
ドゥオーモ脇のチケットオフィスへGO!
同時におトイレ休憩 (2€) です。
聖堂中にはないのでご注意を。


うゎ〜お〜😲
おトイレ行っておいて良かったわ〜。
感動しすぎてお漏らししたら大変ですから!


この屋根!
点で結んだ頂点に力がかかり押し合うことで
均衡を保つ。あはん♥
一時はこのゴシック大聖堂にハマった姐さん。
色々なカテドラルを見て回りましたね〜。
野蛮な北の民族からのテクニックでございますん。
この計算しつくされた屋根よ。
ゴシック建築語らせたら長くなるんで、今日のところはカッツ・愛♥
それと同時にパイプオルガンのを聞き歩くのが姐さん的巡礼の一つでもありました。




そしてこのモザイク!!
よじれる〜。
いやん♥
この赤い大理石...
コレはね、特にロッソと呼ばれ東岸に近い町ヴェローナ産っすよ。ヴェローナと言えば『ロミオとジュリエット』でんがな。
後光が指しております。


このステンドグラスもなかなか。
様々なキリスト教の物語その数全55枚。
1400年代の作。


ステンドグラスと大理石の祭壇でオーバードーズっすよ。


そして、出たっ。
金ピカに光ったパイプオルガン。
大きさでは世界第二番目を誇るようです。
ここは珍しくパイプオルガン二つあるんですね。
クリスマス・イヴなら聞けたかな?
この奥行感を見よ。
ダビデ像がカッラーラ石で出来た若さと男性美の象徴であるなら、こちらはカンドリア石の骨筋皮を見せつけた聖バルトロメオ像じゃ。もち12聖人の一人。
この像は1562年マルコ・ダクラッテ作。
なんでも聖人自ら皮膚の皮を剥いだ様だそう。
肩にかけているのは布ではなく皮膚なのです!
それで筋肉や血管浮き出ちゃってるのね。解剖学とかが超イケてるって、そういう時代だったらしいから。
我が国の『解体新書』は1774年でしたけど。
そんなこともあって、石の次にイタリアの代表的な産物である、皮職人の守護神だとか。
なるほど😲
一番奥までは入っていかれないんですが、
こちらのステンドグラスもスゴい迫力。
地下のクリプトは別料金で行かれますよ。
姐さん達はカッツ・愛。
いやでもこの聖堂内部だけでも十分でございますん。


最大4万人収容可能。
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂についで大きさは二番目。最後に正面祭壇をじっくりと。
あはん♥



今回は、ドゥオーモを一気にご紹介!
...したかったのですが既にモリモリ沢山の記事なのでしばし休憩。

♪ケ・サラ〜 ケ・サラ〜 ケ・サラ〜
なるようになるさ!

ドゥオーモからどぅおーも!

いやん♥



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