【オトナの3行完結】ホットナイト・ホタル
好きな下着の色は何色?と聞かれ、赤でもなく、白でもなく、黒でもなく、蛍光緑と答えてしまう私の前世はホタルだったのだろうか。
蛍光色のホタルが胸にひっそり近づき、夏の夜空を飛び交うように私の躰にまとわりつくから、あなたはそんなにも夢中にむしゃぶりついてくるのだろうか。
だけど現実に見えるホタルは、高層階から見下ろす都会の、揺れる灯りと共にベイ・ブルースでも聴こえてきそうな、ひとり寂しい宵待ちホテルで過ごす激しく熱い終わりのない夏休み、なのかも。
またまた朝から御免!
今回はタイタンさんの祭りに参加ですっ♥
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