読書体験【税金で買った本11巻】
税金で買った本11巻
原作→ずいの
漫画→系山冏
発行→株式会社講談社
アメトーークで麒麟の川島さんが紹介してるのを見てから読み始めた漫画。
図書館に関するお仕事漫画なんだけど、結構勉強になることも多くて本好きの人にはぜひ一度は読んでほしい漫画。
そんな『税金で買った本』の最新刊が出たので早速読みました。
今回は読書感想文に関することがメインのお話だった。
思い返してみれば読書感想文に大した思い出もなく、特に好きじゃなかったなと。
でも今回の話を読んでみて、読書感想文を書くような時代に読みたかったなと思った。
そしたらきっと読書感想文に興味も持てただろうし、もっと楽しく読書感想文というものに取り組めたんじゃないかな。
読書感想文でいうと、最近読んだ『さみしい夜にはペンを持て』っていう本でも読書感想文について書かれてた。
こっちの本でももっと早く、出来れば学生時代に出会っていたらまた読書感想文に対しての意識や書くことっていうものに興味を持てたんじゃないかなと思った本だった。
ぜひ学生のお子さんがいる親御さんや、学生さんに読んでほしい2冊の本。
話は戻って、読書感想文を通して主人公の石平くんのルーツにも触れた今作。石平くんは知りたいってことに貪欲でだから本を読むことをし続けてる子なんだけど、それは小さいとき、なんで?って出た疑問をお父さんが図書館に連れて行って調べてみなさい。ってことを徹底してたから今の石平くんを作っていた。
それを読んで人間は本当に環境で変わる生き物なんだなとつくづく実感した。
もし私が子供を産むようなことがあれば、こういう育て方をしたいなって思えた。
興味を持つことに触れされること、なんでもやらせてあげること、そして本に触れされ、疑問に思うことを調べる癖をつけること。
こんな教育をしたいなって思えた。
私は残念ながら親との関係が上手くいってない時期が多く、反抗期真っただ中に母親に言われた「お前の子供が優しいはずがない」って言葉に囚われてる。
子供はかわいいと思うし、友達の子供たちと接することは全然苦じゃないし、むしろ好きなほうなんだけどいざ自分が子供を産む選択をするかっていうのには未だに答えが出てない。
夫君は子供が欲しいと思ってる。父親がいない家庭で育ったから父親がいる家庭を作りたいと思ってる。
でも私が子供を作らない選択をしてもそれはそれで楽しい人生を歩んでいけるから大丈夫と言ってくれる。
私は、子供を産む選択も産まない選択もどっちも選べていない。
でも今年32歳になる私はどうしてもリミットがあって。
あと3年以内にはどちらにするか決めないといけない。
でも今日、税金で買った本を読んでこんな教育がしたいって少しでも思えてよかったし、安心した。
まだどちらにするか選択は、残念ながら出来ていないけど少し未来に対していつかくる選択に対して前向きになれた。
そんな読書体験でした。
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