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読書体験【言語化大全】

言語化大全
著者:山口拓朗
発行:2023.11.14ダイヤモンド社より発行

前田裕二さんの『メモの魔力』を読んで、言語化することについて学びたくて手にした本です。

この本で学んだ一番のことは、言語化力アップのためには
①語彙力を磨く
②具体化力を鍛える
③伝達力を磨く
この3ステップが大事だということでした。

私の中で言語化するにおいて必要なことは、語彙力と伝達力なんだろうなと思っていました。
でもこの本の中では、②の具体化力が一番大事だと伝えています。

この3ステップを鍛えていく中でどのような効果が得られるのか?
まず感情をコントロールできる。
この効果については私の中で盲点でした。
具体化力を鍛えることで、自分のモヤモヤした感情を具体化することが出来ると感情について理解できるという点です。
この理解できるという過程を得ることで自分が何に対してどんな感情を抱くのかを把握することが出来ます。
これが出来ると取り巻く環境も人生も変わるのです。
具体化をして自分の感情を客観的に把握することによって、目標や夢が明確になります。
そしてそれを口に出すことで叶うスピードは遥かに速くなる。
最後にコミュニケーションにおける誤解が生まれにくくなる。
言語化力を鍛えることで、自分の意見の軸が出来ます。
そしてその意見を相手にわかりやすく伝えることもできる。
相手に言語化力がなかったとしてもこちらに言語化力があれば、相手の気持ちや意見をこちらが引き出していくこともできる。
そうすることによってコミュニケーションにおける誤解が大幅に減るということです。

なんでこの3ステップが大事なのか?
①語彙力を鍛える
出会う、調べる、覚えるで使える言葉を増やすこと。
これがないと次のステップに進めません。
②具体化力を鍛える
具体化で解像度を上げ、自分にも相手にも伝わりやすくする。
この具体化が一番大事な過程だと山口さんはこの本の中で一番伝えたいところだと書いてありました。
この具体化という作業は自分の中になかった部分なので、一番私自身鍛えないとなと思いました。
③伝達力を磨く
伝達力についていろんなテクニックが書いてありました。
その中でも私が一番気になったのは、相手に伝わる言葉で話すです。
基本レベルは中学生に伝わるレベル。
振り返ると自分が伝えたいことを自分が伝えれるレベルでしか会話をしていないな、と思いました。
相手のレベルに合わせて話す。
ここの部分も自分の中になかった部分です。

『言語化大全』を読み終えて、私はどう活かしていくか考えました。
①アクティブリーディングで読書をする。
せっかく今読書熱が高く、いろんな本を読んでる最中なのでより良いものにしたくてこれは積極的に取り入れようと思いました。
②常に「なぜ?」と問いかける
これは語彙力を磨くことにも、具体化力を鍛えることにもつながると思っています。
目の前のことに集中するということにも繋がると思うし、これは自分を知る上でも大事な工程だと思うのです。
③実際に伝えてみる
こうやって文章にするのもそうだし、SNSで発信してみたり、誰かに伝えるって作業を実際にしてみる。
実践に勝る成果はないと思うから。

これが今回【言語化大全】を読んで感じた私の読書体験です。

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