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好きを仕事にすることとSNS

いつもnoteを覗いていただき、ありがとうございます。
今日も今日とてとりとめのないおしゃべりを致します。
もしよかったら、隙間時間のお茶請けにお付き合いください。

先日見かけた高河ゆん先生の発信が刺さったので、それに関してつらつらと思ったことをおしゃべりしたいと思います。


「SNSを頑張るのではなく、直接仕事に結びつく行動を」

先日「SNSでバズってる人に嫉妬します、有償依頼に繋がりません」という相談を受けた高河ゆん先生のご回答が話題になりました。

さすが同人時代から現在に至るまで第一線で活躍される先生のアドバイスだな、という秀逸なものでした。全文はリンクからご覧ください。

イラストの仕事で食べて行くために、SNSは強力な武器になりますが、必ずしも必要とは限りません。高い技術を持ち、かつSNSでバズり、ファンを集めて仕事も順調そうなクリエイターさんを見て、心がざわざわする気持ちも分かります。ですが、焦っても自分の立ち位置は変わりません。確かにそうです。
高河先生のアドバイスは具体的で分かりやすく、取るべき行動まではっきりと示されていて素晴らしい。業種の違う私にも刺さりました。

「ファンは少ない方が稼げます」

一方で、ちょっと話はズレるんですが、以前この本を拝読しました。

ファンが多いか少ないかより、コアなファンを獲得しようっていう御本です。私も以前、本業の方でSNSを広く浅く運用していた時期がありますが、皆さんもご存知の通り、特にX(旧Twitter)ではスパムアカウントが跋扈しておりまして、一時期フォロワーが驚くほど増えたものの、仕事の受注には繋がりませんでした。リアルの口コミ以外では、大体ブログからのお客様が多かったでしょうか。やはり人となりを知った上でファンになって下さった方は、ご成約に繋がりやすいです。

結果、X(旧Twitter)の仕事用のアカウントは閉じることにしました。広く垣根を越えて多くの方に届くという利点はありましたが、一方で炎上など望まぬトラブルに巻き込まれやすかった印象があります。ブログなんかは、そもそもある程度興味のある方しか来られませんので、集客にはブログの方が安定して向いていると実感しています。

なお、X(旧Twitter)が悪いのではなく、それを使いこなせなかった私が悪いと言いますか、私の仕事と集客のスタイルに対して、X(旧Twitter)はあまり効果がなかったということです。他方で現在運用している執筆用の趣味アカウントでは、一流の作家の先生が気軽に発信していらっしゃるのをリアルタイムで拝読出来たり、また場合によっては直接交流を持てたりと、非常に楽しませていただいております。

ビジネスで集客するのと違い、クリエイターと読者を繋ぐプライベートな交流、広く浅く認知してもらうツールとして、X(旧Twitter)は依然有用なツールの代表格と言えるでしょう。

SNSで集客するには

SNSでビジネスを開花させ、成功させていらっしゃる方々が共通して仰るのは、「先に与える」こと。「クレクレ」じゃなくて、「ギバー」になること。無料で先に価値を提供すること、だそうです。

小説の執筆を始め、SNSアカウントを開設し、最近やっとSNSを覗くようになって分かったことは、SNSを上手に活用されている先生方って、常に他の先生や作品を気前よく応援されているんだなっていうことです。作品のリリースもそう、気前よく読者に「与えている」感じがします。こういった「先に与える」というのが、集客につながるのかなと。

消費者は宣伝に敏感です。「これはCMだ」「この商品を私に買わせようとしている」というと、サーっと離れて行きます。消費者は、自分で選んで購買行動をしたいのです。押し付けられ、選択肢を狭められ、損をさせられるのが嫌いなんですね。

また消費行動は感情です。みんないい気分になりたくてお金を出します。ならば、SNSを上手に活用されて、惜しみなくエンターテイメントや他者に対する応援を「先に与えて」いらっしゃる先生方の発信は、非常に理に適っていると言えるでしょう。

まとめ

・バズることと仕事は別
・バズるよりもコアなファンを持った方が仕事につながる
・先に与える、価値を提供する、気持ちよくなってもらう

マーケティングのマの字も知らないズブの素人ですが、優れた先人の発信を見て、「なるほどなぁ」と思ったことを書き留めてみました。私自身は全てひとっつも出来ておりませんが、真似出来るところは真似させて頂いて、楽しんでSNSとお付き合いして行けたらなぁと思います。

今回も、読んでくださってありがとうございます。

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