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義務教育の大切さ

某感染症に罹ってしまったり
韓流ドラマに相も変わらずのめり込んでいたり
資格試験の勉強に勤しんでいたり
気が付けば珈琲もホットで嗜む季節になっていた。急な寒さに坊主頭はぶるりと震え上がる今日この頃。

前回の投稿からはや3ヶ月近く経過していて、時間は確実に進んでいるってのを身をもって体感しております。
どうもご無沙汰してます。


感染者数がピークアウトして落ち着き始めた最中、ついに某感染症に罹ってしまった。なんでこのタイミング?ってな感じ。
見事に家族全員でくらってしまい、なかなか大変であった。
息子だけは超回復をみせ、感染の翌日にはピンピンしていた。親2人は数日間のダウン&自宅療養を強いられることになった。
やはり子供は生命力に満ち満ちているのがよくわかった。


そんなドタバタが落ち着いた頃には資格試験の勉強を開始した。
会社からのプレッシャーに負け、何かしら資格試験にトライするのが定例行事となっている。

今回は第二種電気工事士の資格を受けてみる事に。仕事にもちろん活かせるし、家の事でも何かと役に立ちそうな感じ。
筆記試験と技能試験に分かれていて、まずは筆記をクリアしなくては先には進めないシステムだ。

2ヶ月前には参考書を購入して少しずつ勉強を始める。
参考書を選んでる時のやる気が頂点だとしたら、ここから先は落ちていく一方だ。モチベーション維持が勉学において1番重要でいて、かつ難しいような気がする。

慣れないせいか数ページ毎に眠気が襲ってきて、一冊読むのに1ヶ月くらい掛かってしまう。
遅すぎて笑えてくる。
ヒィヒィ言いながら勉強をしていて、ようやく今回の試験のコツを掴んだのは試験1週間前。多分勉強が得意な人はもっと早くコツを掴めるんだろうなぁ!!(逆ギレ)


迎えた試験当日、会場は某大学の教室だったので最寄りの駅から徒歩で向かう。
なんとなく雰囲気でわかる工業系の人たち(俺も含む)について行ったら会場に無事着いた。みんな普段着なのに作業着を着ている姿が想像できる風貌なのは不思議なものだ。

教室に入るとピリついた空気に自然と腹が痛くなりトイレへとまっしぐら。
教室へ戻った時には、
『机には試験と関係ないものは出さないでください』コールが流れていた。
ラストスパートの詰め込みが出来ないまま、ぬるりと試験開始。


あっ!という間の2時間を余す事なくキッチリ使い果たして試験終了。
時間は確実に進んでいるってのを身をもって実感できる貴重な体験である(2回目)。

感想としては、
「なんか今回やたら難しくねぇ?」であった。
試験問題傾向としては過去問から出題されると聞いていた。
あんなに沢山の過去問解いて臨んだのに初見の問題ばかりで面食らってしまう。
半分くらいは確実に点を取れたのだが、残りは微かな記憶と運に頼るしか無くなった。


会場を後にして真っ先にTwitterを開き、俺のように『難しかった〜』なんて嘆いている同士を探そうと試みた。
すると、

『今回のは簡単すぎて草生えたわww』

『あんまり勉強の時間取れなくて1週間前からやってなんとか80点取れました!』

そんな呟きばかりが目に飛び込んできて、怒りにも似た感情になりながらTwitterをそっと閉じた。
暗くなったスマホの画面を見つめ、無性に惨めな気持ちが込み上げてきた。

学生時代に初めて赤点を取ってしまったあの瞬間や、人に大学名を聞かれ
「いや、俺高卒なんで‥」
と答えたあの時の惨めな気持ちと同じだ。

今回の試験は第二種電気工事士なのだが、内容は中学の物理・数学をベースに電気設備の技術基準や法令を組み合わせたような内容だ。
なのでしっかりと義務教育の勉強をこなしてきた人にとっては簡単な資格だそうだ。

しかしながら俺は早々に義務教育を放棄してしまったが故に、そのツケが今頃になって返ってきたのだ。こんな惨めな気持ちを味わうのもカルマだったんだろう。


落ち込みながらお上に連絡すると、息子が俺に伝えたいことがあると電話を代わった。
『おとーぴー(息子が俺を呼ぶあだ名)試験お疲れさま〜。プラレールで一緒に遊ぼうよぉ』
その言葉にどれだけ救われたことか。
ほんとにありがたい。

近い将来、もし息子が勉強を嫌になってしまった時には、
「大人になってふとした瞬間にクソ惨めな思いをしない為にも、せめて義務教育の時だけでも勉強しておくんだよ」
と教えてあげたい。

己の過去は変えられないから、せめて息子の将来を救えたら!と今だからこそ心から思える。
義務教育はやっぱり大切。


※このnoteを書いている最中に合否の結果が確認できた。
なんと合格点ギリッギリで合格してた!あっぶねぇー!!
年末の技能試験までモチベーションをどう維持していくか現在模索中です。

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