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【音楽】”Bolero”/Maurice Ravel


皆様こんにちは、多趣味娘。です☻

今日はクラシック音楽をご紹介します。


昨日、ついに東京2020、オリンピックが始まりましたね!
コロナ下とあって、オリンピックに対する世論は様々で、私自身、テンション下がり気味でしたが、開会式を観ていたら「あ、オリンピック始まったんだ!」という実感がわいてきました。

開会式終盤の聖火点火。大阪なおみ選手が最終点火をする際に流れていたのは、ラヴェルの「ボレロ」。…いや~テンション上がりました、、ここでこの曲をチョイスするセンスよ!!最高か!聖火が点火される瞬間よりもテンション上がりましたわ。笑
昨日はどうやら会場外で生演奏だったみたいですね!どこの楽団が参加して、どなたが指揮をされていたのか気になるところです…


話を本題に戻します。笑

ラヴェルの「ボレロ」は、おそらくクラシックに詳しくない方でも、一度は耳にしたことがあると思います。2種類のフレーズが繰り替えされる、とてもシンプルな曲です。

スネアドラム(いわゆる小太鼓)のリズムに始まり、フルートをはじめいろいろな楽器がメロディを繋いでいきます。最初は聞こえるか聞こえないかの音量でささやくような演奏です。そこから、いろんな楽器がリズムとして加わっていき、壮大で力強い曲へと変化していきます。

たった2種類のフレーズだけで構成されているのにも関わらず、緊張感が漂っています。特に冒頭。なんでしょう、これから未知の世界へ冒険しに行くかのような…怖いけど、少しワクワクするような。探求心、冒険心をあおってくるような。そんな雰囲気を持っています。

そして恐る恐る開けた冒険の扉の向こうには…!!!
ぁあ!!!!って感じの終わり方です。これ伝わる???笑
最後のバスドラム、シンバル、銅鑼がとてつもなく効いてるんですよね…くぅ…


この曲って、打楽器をやっている人には憧れの曲だと思うんです。なにせスネアドラムが主役だから。私もずっと憧れです。でも、冒頭の緊張感に勝てなくて、きっと怖気づいて演奏なんてできないと思います…。そもそも、聴いてるだけでも緊張しちゃう…。

何度聴いても、新鮮な気持ちで聴ける曲です。

気になる方はぜひ聴いてみてください!



①「ボレロ」と言えばこの人・カラヤン↓

②YouTubeで1番上に上がってくるやつ↓

③野外演奏・withマーチングドラム&炎の演出付き↓