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リアルライフゲーム第12話『才能とはいったい何なのか』

注)本作品は「人生をゲームのように攻略する」をテーマにした『リアルライフゲーム構想』において各種ツールや考え方を整理するための創作です。本構想がゲーム化・アプリ化・漫画化・映像化・作品化したらいいなと思っています。コーチングサービスは私の手で展開されます。多分。

全記事はこちら

才能ね…

なんか自分の才能って

あんまり自信ないけど…

ぜひ話を聞かせてくれ。

さて

「才能」について
話していきたいのですが

まずは何よりも
「定義」が大事です

つまり
「”才能”とは何だ」
ということですね

まず質問ですが
「才能といえば」
どのようなイメージですか?

いきなり

難しい話だな…

そうだなあ、

「才能」というと、

個人が持っているもので、

遺伝とか生まれつきのもので、

持ってる天才もいれば、

持っていない凡人もいる。

野球の才能があるとか、

スゴイ奴はやっぱり才能がある

(そして自分には才能がない)
(なぜかそんな気がする)

こんな感じか?

そうですね
そんなものでしょう

一般的な意味としては
そういう捉え方が
的を得ている気がします

ですが

今回については
しっかりと
「才能とは何か」
を理解していただくため

ここで改めて
定義させて下さい

不正解ってことか?

まあ、

「才能とは何か?」

って聞かれたところで、

大した答も持ち合わせてないし、

ぜひ教えてくれ。

「才能」のように
曖昧で便利な言葉
定義や理解が大事です

この曖昧さから
「才能っていったい何だろう?」
と分からなくなってしまう
そういう方が多いです

また

様々な人たちが
「才能とは○○だ!」
という理論を展開しています

(ブームというか流行りというか)
(それだけ世のニーズもある)
(分からない人が多いということですね)

ですが

みんなが同じ意味で
「才能」という言葉を
使っていないので

「才能とは何か」
という言葉の定義がブレて
捉えにくくなってしまいます

「色々な本を読んだけど
より一層分からなくなる」

そんな人もいるでしょう

あーーー
そういうとこあるな。

「才能」

って便利な言葉だし。

普段なんとなく

「才能あるじゃん」とか

「自分には才能ないんで」とか

使うけども、

「定義は?」

って言われると

確かに曖昧な言葉で、

よくわからないまま、

使っている言葉なんだな。

「才能」
という言葉は正に
「便利な言葉」
ですね

だからこそ
定義がブレやすい

今回は
色々な方の意見を
コチラで整理しました

まずは
「才能とはいったい何か」
を理解していただいて

その後
「自分の才能とは何か」
を考えていきましょう

うーん、

理解が追いつくか心配だが…

まあ
よろしく頼むぞ。

では
「才能とはいったい何か」
始めましょう

まず
話を始める前に
これから話すことの全体像を
把握してもらいましょう

お話しする内容は
以下の通りです

「才能はモノではなく現象である」
「才能は環境によって生じる」
「誰しも才能はある」
「才能は個性や気質のこと」
「才能・スキル・知識・強み」
「才能は自分では当たり前」
「才能定員制・比較優位・自分の土俵」
「異能・偏り・審査員・フィット・成長」


長くなりそうな気配が
すさまじいですね

(書き手の私も)
(覚悟が必要ですが…)

本記事で「才能」について
なるべく網羅しますので
ついてきてください

参考文献は最後にまとめます

お、おう

長くなりそうな気がするが…

まあ
腹をくくるか。

ではまず
「才能はモノではなく現象である」
と話ですね

一般的な感覚として
「才能」は

「個人が所有しているモノ」
「持って生まれたモノ」


という風に思われています

そして
この考え方は
あまりよくないと思います

なのでまずは
「才能は現象である」
という所から
話を進めましょう

「才能は現象である」

…ん?

そうなのか?

才能っていうと、

「○○さんは野球の才能がある」

「××サンは絵の才能がある」

みたいに、

「人が所有しているモノ」

だと
思っているんだが。

少し難しい話に
なるかもしれないですが

この世で目にする
「発揮された才能」
というものは

「現象として認識されたモノ」

でしかない
ということです

「才能は現象」であり
所持しているものだけではない
ということですね

こうすると
「才能がある」
「才能を持っている」

という言葉も怪しくなります

「才能がある」

っていうのも違うのか…

現象とか

認識とか

ちょっと難しいから、

もう少し教えてくれ。

そうですね

例えば
「野球の才能がある」
というのは

「その人が野球を上手にやった」
ということを

誰かしらが
「野球が上手い!」
評価したことで生じます

つまり

その人が
「野球が上手い」
という”才能”を持っていた
だけではなく

「周囲に評価してくれる人がいた」
「野球という土俵に立った」
「他に上手いひとがいない」
「野球に上手いという概念があった」

などの諸条件が揃ったことで

「野球の才能がある」
という現象が生じた

ということですね

「火」に例えると
少しわかりやすいかもしれません

火も勝手に燃えるのではなく
熱があった上で
酸素や可燃物があった時に
「燃える」という現象が起きる
これがイメージとして近いです

なるほどな、

抽象的ではあるが

少しわかった気がする。

「その人が持っているモノ」

じゃなくて、

発生した現象ということだな。

(なんかそのままだけど)

才能が生じるには

色々な条件がそろわないと、

いけないってことだよな?

そうですね

それが次の話の
「才能は環境によって生じる」
ということです

才能には
「個人が持っているモノ」
も一部あります

ですが
「持っているモノ」
だけでは
「才能」は発生しません

才能という現象が生じる
という場合には

才能が生じるための
「環境」
が大事ということです

環境?

環境っていうと、

「自然環境」
「環境問題」

とかの環境?

「才能が生じる環境」
って

どういうことなんだ?

そうですね
「環境」
という言葉も
使い勝手がいい曖昧言葉です

今回の話でいう
「環境」という言葉
ですが

「才能の発生」
に関わるような
「諸条件」
と言えばいいですかね

先ほどの野球の例であれば

「周囲に評価してくれる人がいた」
「野球という土俵に立った」
「他に上手いひとがいない」
「野球に上手いという概念があった」

などが
「野球の才能が生じる」
諸条件になります

逆に言えば
「野球に上手さというが概念がない」
「野球を誰も評価しない」
「持っている”才能”があっても野球しない」
となれば

「野球という才能が発揮された」
という現象は生じません

ん?

”才能”を持っていても

才能が発生しない、

なんて状況もあるのか?

なんかこじれてきたな…

そうですね

「持っている”才能”」
については
このあと説明しますが

「才能という現象が
発生しない環境」

というのはあります

さっきの「火」の例なら
真空状態で酸素がない
みたいな条件下でしょう

世の中でよく言われる
「わたし才能がないんです」
という状況は

「才能が生じない環境にいるから」
というケースがほとんでしょう

「だれしも才能は持ってる」
だけども
それが発揮される環境にいない

なので
「才能がない」
と思ってしまうわけですね

そりゃ真空なら

火は起きないだろうな。

なるほど、

これまでは

「自分には才能がないから」

うまくいかないと

思っていたんだが、

才能は持っているけど

「才能が生じる環境にいない」
から

才能がないように感じていた

ということなんだな。

要は、

「才能は環境次第」

だと。

素晴らしいですね
その通りです

「才能は環境次第」

ということです

ではここで
「誰しも才能はある」
という話をしましょうか

ここまでくれば、

話は何となく分かるぞ。

「誰しも才能がある」

つまり
誰しも持っている才能があって、

それでさっきの話でいえば

環境が悪いから、

場が整っていないから、

才能が発揮されていない、

ということだよな?

ニュアンスとしては
それでいいでしょう

少しややこしいのが
「持っている”才能”」

「才能は現象として生じる」
という話が
いまいち嚙み合っていないので
分かりにくいですね

才能は所持品ではなく
現象である
と言いたいのですが

「持っている”才能”」
なんて言葉があると
ややこしくなります

(だから才能という言葉は)
(扱いが難しいんです)

確かに

「才能は個人の所有物」

みたいなイメージは

どうしてもあるからな、

だから

「才能がない」

みたいな言い回しになるわけで。

ただ

ここまでの話だと、

「持っている”才能”」

っていうのも、

存在しているんだよな?

その通りです

各個人が
「持っている”才能”」
というのはあります

なので
それに相応しい
表現が必要でしょう

ココで
「才能は個性や気質のこと」
という話をしましょう

言いたいことは
「個人が持っている”才能”」
というのは
「個性」「気質」
のことであり

それらが
「それに合った条件下」
では
「才能という現象を引き起こす」
という
構造になっています

数式にするなら

「個性・気質」×「環境」
⇒「才能(現象)」


みたいなことですね

「個性」
「気質」

それが今まで言っていた

「才能」

っていうこと?

なんか拍子抜けというか…

「野球の才能がある」
とか
「歌の才能がある」
とか
「○○の才能がある」

って
ことじゃないの?

そうですね
巷で言うような「才能」とは
イメージが違うかもしれません

ですが
「才能」というものを

個人の個性気質から
生じる現象

こう考えると
分かりやすいです

このゲームでも
「自分の才能を知る」
といった時には

「自分の持っている個性
「自分の持っている気質
「それが発揮される環境
を知る

これらがセットになって
「自分の才能を知る」
という表現が出来るでしょう

ということで

まずは
「気質」

そして
「個性」

これらの言葉について
話を進めましょうか

「気質」とか「個性」

なら

言葉の意味は、

大丈夫だと思うぞ!

別に普段から使う言葉だし、

気質
ってのは性格みたいなもので

個性
っていうのも性格というか…

…ん?

「性格」とは違うのか?

そうですね
「性格」
良い言葉ですね

「性格」という言葉で
一括りにしても
問題ないとは思います

「人が持つ”才能”」

というのは
一般的に言われる
「性格」のようなもの

この感覚で
大きく違いはないです

詳細に言えば
以下のような要素を含むので
「気質」や「個性」
という言葉を使いました

「気質」
その人特有の性格や性質
心の傾向や嗜好
感じ方や行動する傾向を左右する
個々の人が持つ独自の視点や傾向

「個性」
人間それぞれが持つ独自の特徴
その人の持つ独特の考え方、感じ方
行動パターン、または特有の魅力
生まれつきの性格要素

各語の意味はChatGPTに
まとめてもらいました



なるほどね、

気質・個性・性格

これならさっき言っていた

「誰しも才能がある」

というのも、

納得がいく気がするな。

気質・個性・性格なら、

誰しも持っているだろうからな。

ご理解いただき
ありがとうございます

巷で言うような
「”才能”」
をイメージしてしまうと

「自分にはそんなものない」
「才能なんてない」

と言いそうですが

気質・個性・性格
というものであれば
誰しも持っていますからね

なので
「誰しも才能がある」
ということが言えるわけです

なるほど。

まあ、
「誰しも才能がある」

というのは分かったが、

それにしても

これまで使っていた

「才能」という言葉と

乖離がありすぎる

というか、

やっぱり世の中には

「才能がある奴」

というか

「成功者みたいな奴ら」


たくさんいる気がして、

自分とは違うというか、

「持っている才能が違う」

ってどうしても

思えてしまうんだが…

そうですね

確かに成功している人の
「才能が発揮されている状態」
を見てしまうと

「あの人には才能がある」
と感じてしまうものです

ここからは
「才能・スキル・知識・強み」
の違いについて話しましょう

結論から言えば

「才能が発揮されている」
という状況は

持っている「個性や性格」
「スキルや知識」の掛け合わせで
「強み」として確立できていて
発揮できる「環境」がある

というケースが多いようです

うーん…

スキルとか

知識とか

強みとかって、

よく使われる言葉だけど

これについても

言葉の意味が違うってことか?

どうでしょう
言葉の使い方や意味は
人それぞれですからね

本リアルライフゲームでは
「才能・スキル・知識・強み」
について以下のように
使い分けます

まず
「個人が持っている”才能”」
「個性・気質・性格」
でしたね

そこから
「発揮される諸条件」があって
「才能という現象が生じる」

また
「個性・気質・性格」
に合うような
「スキル・知識」
を備えることで

それが
世の中で評価されるような
「強み」
として認識されます

計算式でいえば
「個性・気質・性格」
×
「スキル・知識」

「強み」

であるということです

この「強み」
周囲に比較して秀でること
評価者からの評価も得やすい

つまり
「環境」の中で発揮されやすい
それが「強み」ですね

強みが評価されることで
「才能が発揮される」
という現象が起きるわけです

うーん、

まだよくわからんな。

具体例とか挙げてくれ、

じゃないとわからん。 

そうですね

では
もう少し具体例を挙げて
詳しく説明しましょう

まず
「個性・気質・性格」
は比較的
「生まれつきのモノ」
「先天的なもの」
「その人らしいもの」

です

ちまちました作業が好き
飽き症で同じことができない
失敗したら引きずる
失敗しても気にしない
背が高い
声が通る
計算が得意・苦手
心情理解が得意・苦手

こうしたものですかね

これは各個人が
パラメーターのように
持っているものです

環境次第では
プラスになるものもあれば
マイナスになるものもありますね

「個性・気質・性格」


先天的なものね、

これについては分かる。

ということは、

「スキル・知識」

後天的なものってことか?

察しが良くて
助かります

「スキル・知識」

「後天的なもの」

「誰しも身につけられる」
ものでもあります

プログラミング・デザイン
英語・数学などの語学や学問
運転やパソコンなどの資格
挙げればきりがないですね

そして
「スキル・知識」
は先ほどの
「個性・気質・性格」
に合ったものであれば
定着や上達もスムーズでしょう

「スキル・知識」
×
「個性・気質・性格」


自分にとっての
良い組み合わせが見つかれば
良い成果が出てくるものです

というより
過去に成果を出した
評価された経験を振り返ると

実は
この掛け合わせが
上手くいっていた

と判明することが多いですが

そうなのか…

この

「スキル・知識」
×
「個性・気質・性格」

が上手くいけば

最終的には

「強み」

が発揮されると、

こういうことだな。

その通りです

「強み」
という形になれば
自分でも明確に把握できます

自分の強みが
確立された状態になれば

「この環境での強みは何か」
「強みが生かせる環境はドコか」

こうした考えが出来ます

そうして
強みの発揮できる
「環境」が見つかれば

ついに
「才能が発揮される」
という現象が起きるわけです

逆算して
「才能を発揮したい」
と考える時には

「自分の個性・気質・性格は何か」
「おすすめのスキル知識は何か」
「生み出せる強みは何だろうか」
「強みが生きる環境はドコか」

こうした手順を取るわけですね

なんとなく

全体像はつかめてきたぞ。

ただ、

じゃあどうすればいいの?

という一番欲しい答えというか

そこまでは

たどり着けていないんだが…

そこまでは

案内してもらえないのか?

うーむ
そうですね

今回の主題は
「自己理解」
つまり
「自分について知るべきこと」
です

そうなると
先ほど挙げた
「自分の個性・気質・性格は何か」
が知るべきことです

「スキルや知識」
「強み」「環境」
の項目は
「才能を発揮する方法」
に関する内容なので

今回お話ししている
「自己理解」からは
少し離れるのですが

まあ
せっかくですので
お話ししましょうか

個別の具体例を
挙げることは難しいですが

有用な考え方として
「才能定員制・比較優位・自分の土俵」
についてまず話しましょう

せっかく

才能の話をするんだからな、

どうせなら

「才能を発揮する方法」

まで知りたいに決まってるさ!

長くなってもいいから話してくれ!

そうですか
話すことが多いですが
お付き合いください

まず
「才能定員制」
という考えですね

これは
世の中で評価される
「才能には定員がある」
「競争」があるので
「勝者も敗者もいる」

この仕組みを
まず理解しましょう
という考え方ですね

この考え方は
「なぜ上手くいかないんだ」
と考える際に

とっかかりにし易く
イメージもしやすいかと思います

「才能には定員がある」

なんか

残酷な話になりそうな

気がしてならないが…



覚悟して聞くから

詳しく教えてくれ。

長話は避けたいので
手短に説明すると

「世の中でいう”才能”」
椅子取りゲーム状態
限られた「定員」を
みんなで取り合っている
ということですね

就活などはその極地ですし
モデル界隈だったり
スポーツや競技の世界は
「才能」のぶつけあい
避けられません

そして
席は限られているので
敗者が必ず生じます


運よく
あるいは力があって
「定員」に収まる
才能を発揮している方
いるでしょうが

そこに憧れて
「あー自分はダメなんだ」
「自分には才能がない」

という風に
なってしまう敗者も
同時に生み出しています

あー

才能がないと感じるのは

そういう理屈なわけか。

才能のある奴らと

椅子取りゲームしたって

勝てないもんな…

そう悲観しないでください

そのための
「比較優位・自分の土俵」
という考えがあります

椅子取りゲームをせずに
つまり
才能のある他者と戦わずに

「自分の得意な部分で」
「自分が勝てる土俵で戦う」

ということです

これが上手くできると
「自分の才能を発揮する」
という風にしやすいです

「比較優位」っていうのは

初めて聞く言葉だけど、

「自分の土俵」

っていうのは

言いたいことは

なんとなく分かる。

ただ、

イメージがつかないな、

具体例にはどういうことだ?

具体的
というのも難しいですが

「自分の土俵」
というのは

「自分の強みが発揮される環境」
ということですね

そして
先ほど話したような

椅子取りゲームや
才能定員制のある土俵を
うまく避ける
ということでもあります

例を挙げるとすれば
芸能界やテレビがダメでも
YouTubeやインスタで上手くいく

YouTubeやインスタがダメでも
一般企業や地域のスターになれる

例を挙げると
キリがなさそうですが
ポイントとしては

それまでと
評価してくれる人が違えば
自分の評価が良くなる

可能性があるということです

こうして
「勝ち目のない椅子取りゲーム」
をするのではなく

「勝ち目のある土俵を見つける」
もしくは
「勝てる土俵を自分で作る」
という
方法を取るといいですね

「比較優位」
経済学の用語なので
解説は控えますが
ものすごーーく
画期的な考えなので
ぜひ調べてみて下さい

ありがとう。

せっかくだから、

もうズバズバと

切り込ませてもらうが、

「自分の土俵」

ってのは

どうやって

見つけたらいいんだ?

当然の疑問ですね
「自分の土俵」
を見つけるコツが

「異能・偏り・審査員・フィット・成長」
という視点
「自分では当たり前のこと」
という考えです

もうここまで来たら
1つ1つ
説明していきましょう

異能』
これは周囲と比べて
「異質な能力」を指します
英語が得意な人が
アメリカにいても普通ですが
日本にいると「異質」になるので
英語が重宝されるイメージです
「環境」を見つける際に
「どうすれば異能になれるか」
を考えると効果的です

偏り』
これは先ほど出てきた
「比較優位」の話に繋がります
自分の中で最も偏っている要素
を「集団で活用する」ことが
成果を出しやすいという考えです
英語が得意なら
他の仕事は他の人にやってもらい
英語に集中する方がいい
偏りを活かそう
という考えですね

『審査員』
これはあなたの強みを
審査する人のことを考えて
その人にアピールしましょう
という考えです
自分によっての審査員は誰なのか
上司・世間・SNSフォロワー
色々な状況がありますが
自分の強みが発揮されるために
誰が審査員になっていて
どうアプローチしたらいいのか
それを考えることで
強みを発揮したうえで
その評価がついてくる
評価がつくことは
才能が発揮されていることと
ほぼ同義ですからね
審査員の見極めが大事です

『フィット』
この考え方は
自分の気質や性格に
合った環境を探そう
ということです
気質と環境があっていれば
充足感つまり満足感や幸福感を
感じながら活動が出来ます
充足感があれば
活動への意義を感じますし
ストレスなく続けられるので
そうした環境では
『成長』
もおのずと早くなります
成長しやすい環境に
いることが出来れば
強みやスキルも
さらに向上するので
裏を返せば
自分が成長できる環境
というのが
フィットのある環境
ということですね

『自分では当たり前のこと』
才能は自分では当たり前に思える
なので「自分で気づきにくい」
という性質があります
「みんな○○すればいいじゃん?」
「なんでみんな××出来ないの?」
「いや、普通は◇◇でしょ?」
こうした自分にとっての当たり前は
他人にとっての「異能」です
ただ自分では気が付きにくいので
「えーそれは変だよ」
「まじ才能あるよな」
という言葉があった際には
「それは才能があるということ」
というのを覚えておきましょう
自分にとっては
「そんなこと当たり前じゃん」
ということは才能です


これらを探すことが
「自分の土俵」
つまり
「自分の強みが発揮される環境」
を見つけることに繋がります

再三ですが

才能は持ち物でなく
「環境によって生じる現象」
です

なので
「才能を発揮する」
という時には
「環境を見つける」
ということがとても重要です

才能を生じさせるためには
土俵のことを良く考えましょう

ああ、

長々と説明ありがとう。

おかげで

今まであいまいだった

「才能」

っていうものが

何なのか

少し
分かってきた気がする。

それで、

結局
「自分のことがわかる」

というためには、

どうすればいいんだ?

最後にまとめてくれよ。

そうですね
まとめましょう

「自己理解」
「自分のことが分かる」

という時には

まずは
「自分の個性・気質・性格を知る」

そして
発揮するためには
「才能が発揮できる環境を見つける」
ことが大事ですね

そこまで行かなくても
「自分がイキイキできる環境」
を知っておくといいでしょう

あと

個性を発揮しやすい形である
「強み」
を作るのには
「スキルや知識」
が必要になります

ですが
「スキルや知識」
は後から補えるものなので
悲観せず

また
「スキルや知識」

「興味や好きを追求する」
という過程で
身につくことが多いです

なので
「才能を発揮したい」
そのために
「スキルや知識」
を身に着けたい
という時には

まず
「自分の興味・好きを知る」
ということが
大事なってくるわけですね

まとめてもらって、

やっと全体像が見えたわ、

ありがとう。

なるほど、

ここで3要素の1つ

「自分の興味・好きを知る」

っていうのが

繋がってくるんだな。

自分の興味や好きが

分かっていれば、

スキルや知識もつくから

「強み」

になりやすいと。

そういうことですね

今回の話で
自己理解に必要な

「価値観・大事なこと」
「興味・好きなこと」
「才能・得意なこと」


このうち1つ
「才能とは何か」
について説明できたので

次は
「興味・好きなこと」
についてお話ししましょう

興味や好きはどこから生じるのか
そもそも興味や好きとは何なのか
どうやってスキルや知識に繋がるのか


このような話が
展開されるでしょう

「自己理解」って

チュートリアルだったけど、

まだ三分の一か…

なんかこのゲーム、

とんでもないボリュームだな。

(ゲームなの忘れてたわ)

そして、

今回のボリューム感だと

次もヤバそうだな…

次回
『人間の「興味・好き」はどこから生まれる?』


作者あとがき

ああああ長くてゴメン!!

文章が長くなりました。正直この文章をいくつかに分けた方が読みやすい気もするのですが、全部まとまっていた方が全体像が分かりそうというか、自分の中でも整理がつきやすかったので結果オーライということにしましょう。これでもだいぶ省略したり、簡略化してしまいました、今後ももしかしたら編集というかアップデートが入るかもしれません。もっと詳しく知りたい方は参考文献を当たることもお勧めです。ただ、本文は私の編纂により作られていますので、「私自身の意見や支店」や「私はこれが正しいと思う」という色眼鏡満載で作られております。もちろん、その分自信をもって話が出来ているので結果としてはいいでしょう。「才能」という扱いの難しいものを、これだけ向き合って考えて、理解できたのは私にとっても非常に良かったです。これで「誰か他人の才能を発揮する方法」や「自分の才能を発揮する方法」についても考えやすくなりました。

もし「自分の才能に迷う人」がいたら助ける?助けられるけども

もし「自分の才能に迷う人」がいたら声をかけてください、是非とも才能の発揮のために伴奏したいものです。サービス化については今後展開する予定ですが、先んじて「お願いタスケテー!」という人がいれば実験台になってほしいとも思います。

こうしたコーチングは正直どこまで手を下していいのか、自主性を重んじるのか、こちらの意見やアイデアを押し付けていいのか、こうすべきを押し付けていいものか悩みます。キャリアコンサルタントとしてだと、こちらの意見の押しつけは良くない行為と思うのですが、コーチング的視点ではそれもアリだと感じますし「なんとかしてください!」という声に対しては、こちらも「こうしたほうがいいですよ!」と示すことが最適解だと思います、私は最適解が好きです。

いや、でも「自分で道を切り開けるようになる」というのが理想ではあるんですよね…そのためにどこまで手を加えていいのか、補助輪を付けてあげるのか、自動運転までしていいのか、アシスト機能ならいいのか、ナビはつけていいのか、塩梅が難しいです…。

具体的なサービスになるころには、この辺りも解消されていると思いますが、もし今すぐにでも相談に乗ってほしい人がいれば、ぜひ声をかけてくださいね。X(旧Twitter)Xはとりあえず作ってありますのでDMからぜひ。SNS運用はまだ始めていないので、フォローとかはしたい人だけしてください、多分しばらくは動きがないと思います。

主たる参考文献リスト

『天才性が見つかる 才能の地図』
『世界一やさしい「才能」の見つけ方』
『Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』
・『新R25チャンネル』より動画数本(つんく♂さんの話とか)

実際には他にも多くの話や書籍に影響を受けているかと思いますが、キリがないので主たる3冊と直近で見た新R25チャンネルを挙げておきました。気になる人は原点を当たってみて下さい。

もちろんキャリアコンサルタント的な考えも多少含まれているかと思います、ただキャリアコンサルタントはあまり才能という言葉は使わないと思います。というか、そもそもこういうテーマを扱わないですね。ただ、キャリアコンサルタントも「才能」というテーマに向き合うべきだとは思います。その人の可能性が最大限に発揮されることを考えるときには「才能」という概念と向き合うことが糸口になると思いますし、何より「クライアントが持つ才能についての誤った認識」に気付くためには、自分の認識がしっかりしている必要がありますからね。

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