後悔は感謝に変える事ができる・・・
こんにちは!
藤井雅範です。
夢を見たときに、その登場人物に感情移入してしまった経験、ありませんか?
例えば、どちらかと言うとあまり良いイメージを抱いていなかった人、まぁ嫌な奴(笑)がいたとします。
そいつが夢に出てきて、実は結構可愛そうな境遇で根は悪い奴じゃない、みたいな役柄だったりしてね。
すると起きてからその人に対する悪いイメージが消えていたり。
普段全く意識していなかった人が、なぜか夢では魅力的に描かれていて、そのあと気になる存在になっていったり。
過去の印象や感情というものは、見る夢ひとつで随分と変化するものです。
誰しも過去というものには様々な感情を持っています。
嬉しかったり楽しかったり、悲しかったり辛かったり。
だから懐かしんだり、後悔したりするんでしょう。
ただ後悔したり、その時の嫌な感情を思い返すあまり、自分を否定したり拒絶してはいけません。
ずっと嫌なイメージの自分を背負っていると、未来までそのイメージ通りになってしまうから。
今を楽しむことも出来ず、結果的に楽しい未来を描けないのです。
“過去の出来事”というもの。
そこには正しいも間違いもない。
ただ、そういう出来事があった、というだけです。
そしてそれは“同じ出来事”でも人によって違う認識や感情を抱いているのです。
みんながみんな同じではない、ということ。
生きていく上であの時の自分は“正しかった・間違っていた”というものはない。
それぞれの認識や感情があるだけなのです。
そしてその認識や感情は、後に変化させることが出来るのです。
過去を思い出して懐かしむのは、悪いことではないです。
ただその時の嫌な感情を繰り返して思い返したり、後悔することばかりに時間を費やすのはよくありませんね。
まず過去の自分をまるごと抱きしめてあげること。
良い感情を抱いた自分も悪い感情を抱いた自分も、ひとまずそのまんま認めてあげる。
その過去があるから今の自分がある。
その出来事を経験することで学び、成長した自分がいるのです。
自分を否定するのではなく認めてあげること。
そして
「くそーっ、なんであんな嫌な目に合わなきゃいけなかったんだ。自分は運が悪い」ではなく「あれを乗り越えられたんだからこそ今の自分は強いんだ」
「あーっ、あの人に悪いことを言ってしまったなぁ。自分はひどい奴だ」ではなく「あの経験があったからこそ今は人に優しく出来ている」
そう置き換えてみることです。
すべての過去には意味がある。
そう考えると、過去の印象というものは随分と変化して見えてきますよね。
後悔するのではなく、感謝してみる。
そうすることで今を楽しむことが出来る。
自由に未来を思い描くことも出来るようになる。
そう思うんです。
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