藤井雅範/VMDコンサルタント
ハイブランドからファストファッションまで、様々なお店で販売されているバッグ。基本的なディスプレイのノウハウからブランディングを意識した表現まで、実践的なヒントを書いてみました。
『入りやすい店』と『入りたくなる店』 それぞれ必要なように見えて相反する概念でもある。 ではどの様に使い分ければよいのだろうか? そもそも使い分ける必要があるのか? いろいろ考えてみた。
アクセサリーを魅力的に魅せるには?そのためのノウハウが学べます。
マネキンはうまく使いこなすと強力な販売促進ツールとなります! しかしあまりにもおざなりな使われ方が多いのも事実。 このマガジンでマネキンの使い方の基本を学び、あなたのお店の売上アップにつなげてくださいね!
実際に問い合わせも多い、靴のディスプレイについて書いてみました。
「こんなはずじゃなかった」 それが社会人一年目当時の、僕の“心の言葉” 毎日毎日残業に出張。仕事の中身は掃除に雑用・先輩の使いっ走り。 なんのためにやっているのか? 何を目標にやっているのか? なぁんにも見えない日々。 しかし・・・ やがて気づいたのは、実に先輩達の“圧倒的な技術”なのだった。 VMDという仕事に携わってみたものの・・・34年前に僕が入ったアパレルメーカー。 当時すでに大手と言われており、沢山のお店に商品を卸していた。 職種は、VMD:ヴィ
こんにちは! VMDコンサルタントの藤井雅範です。 「初めて受講しましたがもっと早く受けるべきでした!日々の仕事に新しい目標ができました。活き活きとした売り場を作ります」 これは先日僕のセミナーに参加してくれた、あるライフスタイルショップの店長からいただいた言葉です。 僕は商業施設においてテナントをサポートするオペレーション担当の方から依頼を受けてセミナーをさせていただくことがあります。 このコメントをいただいた店長もそれに参加いただいた1人。 VMDという言葉は知ってい
こんにちは! VMDコンサルタントの藤井雅範です。 先日審査に参加させていただいたVPコンテスト。 僕の印象に残った店舗に、店頭においたテーブル上の商品展開が実に丁寧に工夫されていたお店があります。 テーブル展開の工夫 ボディケア用品の専門店でボトルやパッケージから店頭のPOPまでデザイン性に優れています。 今回感心させられたのは商品陳列における工夫。 入口のメインのテーブルの展開の仕方です。 正面に向かってフェイシャル関連用品が爽やかなブルーのカラーリングでまと
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 商業施設を歩いていると、『ちょっと離れた場所なのについ惹き寄せられるように店に入ってしまった』ってこと、ありませんか? そういったお店になるにはいくつかのコツがあります。 今日は比較的簡単にそんなお店になるコツをお伝えします。 高さ 遠い場所からでも目に入るために効果的なのが『高さ』です。 周りに歩いている人が多いと、低い部分は目に入りにくいものです。 しかし大型商業施設は天井高が4m近い場所も多い。 多くの店舗では照明用
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 先日、日本を代表するショッピングモールの全テナントさんを対象にしたVPとPOPのコンテストが行われました。 今回も審査委員長として参加、たくさんの作品を拝見させていただくことができました。 ここ数年オンラインによる審査が続きましたが、今回は久しぶりに審査員が集合しての審査。 『あっ、そんな視点もあるよね〜』 『そうか、女性にはそう感じるかも?』 お互いの意見を聞くことで、作品への理解も深まります。 やっぱりリアルの場は良いで
久しぶりの横浜。 やっぱりムードが良いですね〜 ネーミング:『マークⅡ』は先日引退を表明した吉田拓郎のデビューシングル『イメージの詩』のB面と同じ。 興味惹かれますー。 そして元町商店街、ここでの発見はアメカジショップや古着屋さん。 外人墓地の脇道を登っていくと現れるバターヴィンテージ。 個人のお店のコンサルはやらないんですか? そしてプチコンサルで訪れたのがLA HOLY↓ カリフォルニアから仕入れた一点もの中心のセレクトショップです。 LA HOLYのオン
今の店頭、グリーンやブルーの鮮やかなカラーが目をひく反面、コーディネート自体はシンプルでのっぺりした表情。 デザインやディティールも基本的にベーシックなものが使われています。 プラスアルファの工夫がない。 『これやったらユニクロで買うわ』と思ってしまいそうなコーディネート。 そういえば先日行ったファッションビルのセレクトショップ系列の店頭も、ふつーすぎるコーディネートで表現されていましたねぇ・・・ そう思われないための工夫をブログに書きました↓ トレンドコーデ、そのまま着
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VMDコンサルタントの藤井雅範です。 Youtubeチャンネルに5月に投稿した動画を以下にまとめています。 興味のありそうな動画があればご覧くださいね! “モノ”を見せてるだけじゃダメ!シナリオを描くと売り上げがアップする? 商品を購入されるとき、 お客さんはその商品があることによって自分が体験する『ストーリー』を思い描いてから商品を購入されるのです。 だからお客さんにストーリーを思い描いてもらえるようにしたいですよね〜 ではお客さんがストーリーを描きやすくするために
最近は早起きして毎朝散歩しています。 それを始めてから体調も良いし、仕事や対人関係も上手く周り始めた様な気がするのです。 散歩する時に気をつけていることがあります。 それは“今”という時を味わうという事。 海岸の近くなので歩くのは防波堤沿い。 登り始めた朝日を浴び、吹き寄せる潮風を感じる。遠く対岸の景色、飛び交う渡鳥、貨物船や客船、六甲の山並みが目を楽しませてくれる。 “今”という時を存分に味わうのです。 逆に言えば“過去”や“未来”の事に頭と心を奪われるていると気づい
【環境の変化に振り回され、肝心なことが見えなくなっていませんか?】おはようございます! 朝ドラに登場した沖縄そばのケチャップ炒めを見てると、めっちゃナポリタンスパゲティが食べたくなってきた朝です 笑 ファッション不況 コロナ禍 戦争 円安・・・ そんな状況の中、小売に関連する各企業はECへの注力に懸命。 リアル店舗はおざなりにしている様にも見えます。 想定外の出来事、環境の変化に振り回されすぎて、肝心なことが見えなくなってきているのでは? 実は消費者の心を掴
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 Youtubeチャンネルに4月に投稿した動画を以下にまとめています。 興味のありそうな動画があればご覧くださいね! リアル店舗のメリットとは?その−1 『もったいないなぁ・・・』 『せっかくのリアル店舗なのに、リアル店舗だからできることが出来ていない・・・』 これではもったいないですね〜 品揃え・MD、接客・応対、VMD・店舗環境、それぞれにリアル店舗だからこそできる工夫があるのです。 それではどんな工夫をしれば良いのか?
こんにちは! 藤井雅範です。 このnoteではリアル店舗だからできること、について色々お話してきています。 今日はその中でも中心になるのはマーチャンダイジング商品計画・構成をどう見せるか?といった、VMDのお話。 VMDで店舗やブランドの価値を高く伝えられること、これもリアル店舗ならではのことなんですね。 商品計画を一瞬で伝えるたとえば雑誌やカタログあるいはECサイトで商品を見る場合、基本的に一点一点あるいはひとつのスタイリングで表示されます。 しかしリアル店舗では
noteには久しぶりの投稿になりますね〜 今日は参考になるYoutubeのご紹介と、セミナーのお知らせです。 クレームは“ファン”になってもらうチャンス! あるお店で、以前商品を買われたお客さんからのお申し出があったそうです。 『昨日買ったパンツが、持っている同商品・同型・同サイズなのに少し大きい!』そして店頭の在庫を調べると、お客様のおっしゃるとおりサイズが違うのは明白。 そんな時あなたはどう対応しますか? クレームとしてしまうのか?逆にファンになっていただくチャン
こんにちは! VMDコンサルタントの藤井雅範です。 Youtubeにて「見せるもの」と「売るもの」は違う|商品だけでインパクトを出す方法! というお話をしました⬇ その際、「カバンをデフォルメする方法は何かありますか?」 という質問を頂きました。 今日は、バッグのインパクトある見せ方をご紹介します。 バッグというものはアパレルと比べて相対的にサイズが小さいですね。 単純に棚に並べるだけではどうしても目立たない。 そこでちょっとした工夫でインパクトを出す事例です。