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身体を巡るおいしいという幸せ(ピサック/ペルー)

2023年11月14日、世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆。だいたい3年ほどかけて巡るつもり。
旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。


ピサックに滞在。

クスコ(マチュピチュから近い一番栄えている街)から車で一時間半ほど山を抜けたところにある小さな街。

ペルーの街をいくつかまわったけどここが一番好みだった。
なんというか、ヒッピーの街といったかんじ。
相変わらず野良犬はいるので犬のフンは落ちているが街は臭くない。犬たちも穏やか。

「モフ・ホワイト」と「ツヤ・ブラック」


街の周りを囲む大きな道路には車が走っているが街の中の小道はほとんど車が通らないので、静か。
緩やかな時間軸がここにある。
この町で、旅の疲れを癒すようにゆっくり過ごそうと決めた。

日暮れ時
小さな道での構成される小さな街
カラフルな建物も多くて目が楽しい
建物のデコレーションもお好きなようで


さて、食あたりで苦しい日は過ぎたがまだお腹は弱ってそうなのと、食べなさすぎてHPが瀕死状態なので今日は豆カレーでも作ろうと街へ。

11月南米、雨季だが今日は晴れていてあったかい。
標高が高めなので夜は冷え込むけれど。

街にはいかにもヒッピーです!みたいな人たちが大勢いる。
オーガニック系のお店やハンドメイドの織やネックレス、アクセサリーとかが売ってるお店も多い。
工芸品が好きなわたしは創作意欲を煽られけっこうわくわくした。

お土産ストリート
細々とちっちゃかわいいのがたくさん


すぐ日本に帰るならお土産ほしいけどなあ。まとめて送るか?とか考えつつ、腹ペコなので今度ちゃんと見ることにする。
(ちゃんと見たら我慢できなくなっちゃうじゃん〜)

とりあえず今日はメルカドで野菜買って、スーパーで豆とスパイス買って、材料調達完了。


必要な分だけ買える。ありがたし量り売り。



久々の自炊。
体力がない感じがする。少しふらつき気味で料理。
小さなキッチンであるのは鍋が2つ程、包丁、まな板、ガス、水道のみ。

ちょっとしたお皿とフォークとスプーンもあるけど。いつもおもうけど"ちょっとした"って何だろ。

包丁は切れ味悪すぎるし、薄すぎてしなる。
慣れないキッチンではあるが久々の料理は楽しかった。
旅の途中だけど、ああ生活が戻ってきたなと脳が安心する感じがわかる。

お天気いいしお外にテーブル出して食べることに。
景色が綺麗。
あまりにも見慣れない景色すぎてちょっと酔いそうだったけど。
久々の自分の料理はおいしかった。

見てるとなぜか酔いそうになるので食べている時は
チラ見程度で景色を楽しむ



まあ、もうちょい時間かけて煮込んで豆も野菜も柔らかくしたかったけど。とか
あとお米の炊き方が難しかった。とか
慣れないキッチンなので思うことはある。
高山なのでお湯が100度にならず、沸騰の温度が低い。
ちょっと加減が違う。

でも自分の料理を口にした瞬間、幸せだって思った。
わたしの創作意欲を満たしてくれるお料理。
お腹が空く、美味しく食べれる、それがなによりも1番の健康であり幸せだとおもう。
生きる意味ですらある気もする。
良い日だな。


いろいろ、日々の自炊


キッチンの端っこに転がっている瓶を見た瞬間に、プリン.....!!!!!食べたい!と思った。鬼の煮沸でもって美味しいプリンが作れて満足。
家で作るより旅先で作るプリン。なんか魅力あるよね。

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