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地球の記憶を裏付ける場所(アタカマ/チリ)2/3
2023年11月14日、世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆。だいたい3年ほどかけて巡るつもり。
旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。
アタカマ滞在。
風邪で退屈な毎日はおわって、体調も回復してきたしやっとやっとお外へ。
(後から聞いたけど、風邪引く前に一緒に過ごしていた旅人の1人がほぼ同じタイミングでコロナに感染していたらしく、わたしもコロナだったっぽい。)
ずっと宿にいると気が狂いそうというか、心が暗くなっていくのがわかった。
この日は久々に太陽を浴びて、自然のど真ん中に立たされて気分が晴れやかになった。
この日はアタカマ砂漠のツアーに参加。
大きいホールの湖、アタカマ塩湖、そして泳げる塩湖(セヤス湖)へ行くツアー。
アタカマ砂漠の目玉は月の谷や星空ツアーなのでこのツアーは所謂サブイベントというやつ。
最初はホールの湖。
見渡す限り砂の世界で真ん中に突如として現れるホール。
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まあ、見た目は地味だけど、成り立ちが面白い。
ここはかつて海だった場所。地層の下の方には塩がある。
そこから大量の砂が積み重なり、圧縮され岩となる。
岩は重く、塩は軽いので塩がどんどん上に上がってくる。そしたらどこかのタイミングで塩と地下水がぶつかり、塩が溶け、一気にドーーーーンである。
穴の完成。
ドーーーーンの瞬間を見てみたい。
めちゃくちゃ危ないだろうな。
ホールの湖ができる仕組みを教えてもらって、こうゆう湖は世界にもたくさんあるとガイドの人が言っていた。
わたしが憧れているメキシコのセノーテも同じ成り立ちらしい。
湖の成り立ちなんて初めて意識した。
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塩湖はボリビアで見飽きていたけれど、また違ったかんじ。
ウユニのような一面真っ白の塩湖ではなく岩肌にうっすら雪が積ったような景色。
そしてこのツアーはとにかく説明がよかった。
地質学的な観点からこの土地の説明をしてもらって
かなり興味深かった。
日本ではあり得ない土壌。
大地や湖の成り立ち、そして崩壊、再生。
地球の歴史レベルは知るたびにいつもわたしの認識を遥かに越える。
地球の未来やサスティナブルがうんたらとか、そうゆうことに興味を持って調べたことはあった。
それに、わたしは自然との繋がりを感じるスピリチュアルなこととかも別に嫌いじゃないタイプ。
一つのことを深く信じきることはできない、いろんな角度から自然を捉えてみたいと思った。
だけど根本、一番有力とされてる説のことをなにも知らない。
学術的な観点で物事をみるのは全てを見極めるのに必要なことで、学ぶことを辞めてはならないなと感じた。
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肌で感じられる。
泳げる塩湖はあの有名な死海のようなかんじで、とにかく身体が浮く。
ちなみに死海よりも塩分濃度が高いらしく、ここが世界一で濃度が40%もあるらしい。
ためしに濡れた指をちろっと舐めてみたけれど、軽く悶絶。塩を直接舐めるより遥かに塩辛かった。
泳ぐと目に水が入るリスクが高くて恐怖なので、ぷかぷか浮かんだ。
かなり面白い感覚だった。
暑かったし、単に水に入れるのがうれしくもあった。
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まるでライフジャケットつけてるかのような浮き方。
体勢を真っ直ぐにしてじっとしていても沈まない。
水面に対して平行になるように身体を横に向けても沈まない。
そのままくるくるまわることもできる。
仰向けもうつ伏せも、どんな態勢をとっても沈まない。
そしておもったより透明度もよくて自分のつま先は余裕でみえた。
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泳いだ後も、気持ちがよかった。
濡れて乾いてすこし体温が低くなったところで浴びる強い太陽も最高で、宮古島で毎日のように泳いでいた頃を思い出した。
気分はいいけれど、乾くと塩が残るのでしっかりシャワーを浴びないといけない。
シャワーの水温は気持ちよさを吹き飛ばすほどの冷水だった。
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帰る前にスナックとカクテルの振る舞いがあり、爆風の中休憩した。
わたしはおやつくれるツアー会社は紛れもなくいいツアー会社と思っている節がある。星5です。
他のツアー参加者とまったりお喋りを楽しんだが、全員爆風は気付いてないふりをしていた。
明日もアタカマ砂漠のツアーに参加する。
どんな自然と対峙するんだろう。すごく楽しみ。
風邪で引きこもりからの自然に触れた1日だったので高低差で自然が楽しくて堪らなくなっている。
このモチベーションのまま進んでいきたい。
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