自分の癖は良い方向に使うこと

何をするにも、一回頭の中で整理するのが癖なんだと思う。
忘れやすくなったからとかではなくて、もともとの慎重な性格、心配性というか念には念をと思うので、たぶん昔からの癖だと思う。

さっきもそう。
今日あと数時間でやりたいことを順番に思い浮かべていた。
何をやるにもきっかけが欲しいので、トイレに行きたくなったタイミングでずるずるダラダラするのをやめて、トイレから戻ったらこのあと全部済ませてしまおうと、バババッと頭で今日やり残したことを考えていた。
そんなに多くのことがなくても、自分の気持ちのいい順番とペースでやりたい。
特に今日は、気持ちのぐらぐらで泣いたあとだったから、より丁寧に自分の気持ちを汲み取って、わたしにそうしてあげたかった。
体と気持ちのパズルのピースが合わない気持ち悪さに少し泣いたけれど、「大丈夫」だと何度も口に出していたら、大丈夫になった。
例え自分相手でも、言葉に出して、落ち着いて宥めるのは大事でした。
大丈夫、大丈夫。
最終的にはなんとかなる。

まずは、体と気持ちのズレの気持ち悪さが取れていないままだから無理矢理はせずに。


それでさっきもひとり頭の中でペラペラ喋って、計画を立てていた。
「とりあえずトイレに行って、戻ってきたらテレビをつけよう。今日は無音が嫌みたいだから。リモコンを触ったら手を洗いたくなるから定位置に座り直す前に先にテレビをつけた方がいい。
それでしょっぱいものが食べたいからポテコを食べよう。他に飲み物が足りてないから、戻ってきたときに一緒に持ってきて。
テレビと飲み物がスタンバイ出来てから座って、それで今日来ているメールを読もう。LINEも読んで、それから欲しくて買い忘れていた待ち受け画面を買って変更して、そのあとにnoteを書こう。noteを書かなくてもいい…いやそれは気持ち悪いから今日も書きたい。
それも終わったらポテコを食べていいことにしよう。よし、決まり。トイレ行こう。」

だいたいいつもこんな感じ。
頭の中でめちゃくちゃ喋っている。
ちょっとのことでも、頭の中で順番を決めてから動く方が、なんでも先延ばしにしたい＋心配性のわたしには効率がいい…いや、これならちゃんと動く。
自分で決めちゃったからには、自分の楽なペースだからやってしまおうと思えて、重い腰も上がる。

おかげで今noteが書けているということは、トイレにも行けて、水分も取れて、読んでおきたかったメールを読んだらまさかの励まされる内容でモヤモヤしていたことがほろっとすこし解けてすっきりして、欲しかった待ち受けも手に入れて嬉しい気持ちになっている。
自分自身を動かすのに多少の手間を取れば、今みたいに小さいひとつのことから終わらせられてすっきりするなあと実感している。
動いているうちに、泣いたズレも少しずつ薄まってきて、両方いい感じです。

すぐに頭の中でペラペラ喋りながら計画を立てたり、シミュレーションしたりするのが癖で、心配性な分予測もできない遠ーーい未来のことまで心配して勝手に動けなくなることの方がよくあるけれど、使い方によってはいい癖だなって今日は思えた。
気持ちがぐらぐらした分、理性的になれたのもたぶん良かったんだと思う。
何事も使い方次第だなあ。

今日は自分の癖をいい方向に使えたからとても良かったです。
もうすぐ日付も変わるし、終わりよければ全てよし。
これでポテコが食べられます。

まるすけ