見出し画像

今年2020の振り返り(ネガティブというかリアル編)

仕事柄あんまりリアルタイムな苦悩は書けなかった部分があるので、年末だからこそちょっとだけ書いてみようと思います。本当はやることまだあるのだけど、バテてしまって、無理やり中止。自分の仕事をふと振り返ったら結構しんどかったなぁと気づいたので、自分の気持ち整理の意味で書いてみます。超自分ごとな日記です。働きかたに徹底的に向き合った1年でした。

昨年末から年はじめの様子

2019年に開業して2年目を迎えた今年。私は1on1を主軸とした組織支援コンサルをやっている。昨年後半から新規顧客もできて、少しずつ発展でき、昨年後半に教材開発した1on1カード(1on1の時に補助となる質問カード)の体験会も公開すればすぐ埋まるぐらい盛況だった。技術書典(IT分野など技術者向けのコミケみたいなイベント)に向けて1on1カードを追加発注したところだった。

(興味あったらぜひ買ってねー!w 自分で内省するにもリモート1on1する前に見直しておくと良かったりします)

そんな時、みんなも知っての通り、コロナ禍一気に世の中が変わった。

カードという特性でリアルで行うイベントが前提だったので、まぁ触れ合うし対面だしで一旦毎月開催していたものは中止。技術書典に向けてキャリアに関する本を書いていたものの、オンラインに変換され、状況変わりこのままでは違うなと思い新刊が気持ち的に書けなくなった。対面でのコミュニケーションをある程度大事にしていた部分もあったので、はてさてどう切り替えようかと思った。またちょうどその頃少し大きな案件を持っていたのだけど契約内容を詰める間に先方業績都合で白紙に。対面の研修は軒並み延期。
1on1カードの追加発注在庫を見つめながらまじかー。と思ったのは正直なところである。(少しずつ回復したものの、イベント用にかなり発注してしまったせいでだいぶまだ残っている。正直な話。)

もともとIT人材、オンラインだからこその挑戦を行う

知り合いがdiscordでコミュニティを作り出した、デジタルホワイトボードmural、miroなど使い出した。podcastもなにやらみんなやり出した。オンラインイベントが多発しだした。

じゃぁ自分はどうビジネスをこの環境下で転換できるだろう。そう思い、色々挑戦する日々に突入した。もともとネット採用と呼ばれるIT人材で新卒入社していて、大学は一応情報系なので、ITツールを色々みるのはそこまで苦ではなかったものの、2番手ぐらいで様子を見ながらみんながいいというものを取り入れていったように思う。(ツールを調べ尽くすのとかそこまで得意じゃなくて、、w)

オンライン研修というか勉強会も企画したし、youtubeライブもお願いして実施したし、podcastもデビューした。discordでコミュニティ作ってみることもした。やれるもんはあっているかどうか考える前にやってみて、どういう反応が来るのか毎回様子を見ていった。まぁ色々やり方はあるんだなと色々見えてきた。でも顔が見えない大勢相手に自分の話をする機会があった時は疲れてすぎてしまってなぜか涙がでることはたくさんあったし、緊張する、、という体験は山のようにして、本番は意地でもやるタイプだけど終わったあとはそこそこ疲れ果てたことは多かったように思う。

対面の方がいいとかいう話をするのではなく、リモートだとどうなるのか、リモートだからできることを見つけていこうというスタンスに変わっていった

1on1は対面でやるものって感じだったけど、リモートの企業が増えて、むしろ社員の様子がわからないから1on1するという会社も増えてきた。あーそれは1つニーズあるなと考え出した。対面の方がやっぱりいいみたいな話はそりゃあるし、今もよくきく。でもこの状況になって一気に関わっていた会社の1on1はオンラインに切り替わったことで自分の中で知見が溜まっていった。どうにかして適応していった。環境にある程度うまく適応していくためにmuralを積極的に導入してお互いに認識祖語ないように進めていく工夫などしていった。前はノートに書いて確認することが多かったけど、むしろ同じ画面でお互い向き合うのでむしろ共有しやすくなった。

オンラインだからできることとして大きなものの挑戦は「カンファレンス」の主催だった。会場費がなくて済むことを逆手にとり、スタッフも登壇者も全国からリモートでやった。これはこの環境下じゃなかったらむしろやろうともしなかった気がする。やろうと思えばやれることがむしろ増えるじゃんと実感した瞬間でもあった。
リモートでの営業も仕事も色々工夫していった。対面じゃないとという常識を壊すためにどうできるかをすごく考えた。頭がぽカーッとなるぐらい考える時間がたくさんあった気がする。

リモートで自由は効くけどスケジュールはパズルになった

リアルの時は一日にスケジュール固めて訪問みたいなスタイルだったので、その日は連続での1on1で大変だったり、スケジュール調整も難しいものの気持ちの切り替えや他の日に仕事は入りにくい部分があった。
リモートになって移動がなくなったことで、30分後に他社入れても問題なかったり、他の日でも調整がつくので、振り返ると完全フリーな日は減ってしまったかもしれない。というか仕事なくても何か仕掛けないとという意識が強かったのは今年。次の仕事に繋がる、自分の試しになる、自分のことを知る機会になる、発信をする、なんか企てることに多分必死だった。夢の中でも企画してしまって睡眠の質は多分あんまよくなかった気がする。(オフはまじでずっと寝ていたw)そしてリモートのせいでご飯とか運動とかとるタイミングもおかしくなることも多かった。

discordは常に複数入っていて何かしら飛び交っていることが多かったし、後半はカンファレンス主催にも挑戦したので、もはや誰ともコミュニケーションを取らない日がなくなってしまい、今思うと休まる時間を取れていなかったように思う。そういう意味ではリモートにあった休みかたとか自分にあったリズムみたいなのを考える暇なく一気に走り抜けた感覚。

見直すと頑張ったなと久しぶりに自分を褒めたくなった

ふともうすぐ確定申告なので売り上げ確認するのに改めて見直すと、一生懸命交渉したり、営業した結果が蘇る。今は営業のコツを少しずつ掴見つつも、毎回いい意味でレベルが上がっているので、それに合わせて実力も学びも増やしていく。いい連鎖とはいえ、ちょっと自分に負荷かけたなぁと請求書見ただけで考え深い気持ちになれてしまう。

環境を機会に成長したといったら美しすぎて、必死に殻破りにいったという表現が正しい。ジェットコースターのように一気に上がったと思ったら急落下してしまってバテるみたいなのを裏(まぁ見えている部分もかなりあったと思うが)で繰り返していたと思う。身体はリモート世界に適応しきれてない疲れがあったのかもしれない。でもやっとちょっと見直す余裕が出てきたかもしれない。

人と何かすることを覚えた1年でもある

同人誌はどうしても一人で書く、制作がメインでもあるけど、今年は仕事もクライアントのかたとたくさん話しながら進めていくことを意識できたし、イベントなども一人でやるから協力してもらうメンバーと作ることを覚えていった感覚。昨年よりまたいろんな活動が楽しくなったし、雑談とは違うかもだけど夜ずっと話てて飽きない仲間みたいなのが増えて、昨年よりだいぶ自分を出せる場所が増えたように感じる。

来年はもっと伸びやかに、少し自分を解放できたらなぁと

まだまだ自分を解放できていない感覚は強いので、来年はもっと自分に素直に自由に羽ばたくたいのと、あと体調や健康面強化したいなとは思うところ。歳を重ねながら少しずつ生きやすくなった感覚はあって、また来年は違う意味で葛藤するだろうけど、もう少し自分に優しい生き方はしたいものである。自分の暴走癖というか、色々手を出してしまう性格は直せないのでリモートが多くなってそれがより色濃く出てしまった自覚があるので、その辺はもう少しうまく調整できたらいいなと客観的には思う。

さて、ここ二日は無理やりでも仕事のことは置いて、少しでも頭からっぽにするのを目標にしよう笑


よかったらサポートお願いします。いただいたサポートは商品の開発費や新たな企画を企てるために使わせていただきます