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見られているのは普段の振る舞い。自分を中心に置くメリット。

私は介護施設でリハビリのお仕事をしています。

今日、ご利用者さんに呼ばれ、何か用を頼まれるのかなと思ったら「あなた、ごみの捨て方まで綺麗なのねぇ。素敵だわ。いつも見てるのよ。」と声をかけられました。

「私ってどんな捨て方してたっけ?」と、思い出せないくらいに無意識にしていることで、言われて驚きました。

まさか、人生で「ごみの捨て方」を褒められる日が来るとは思っていなくて、思わず爆笑。

二人で大笑いして、不思議な一体感のような暖かさを感じる時間でした。

常々感じてることではありますが、自分たちスタッフが見ているだけでなく、本当に見られているんだなって思います。

だからこそ、特別なときだけ良い顔を見せるんじゃなくて、いつも良い顔、良い対応ができるように、心のゆとりを作ることが大切だなって。

私がゆとりを持ちつつ、のびのびと振る舞っていたら、結果としてそれが相手に良い印象を持ってもらえるのがいちばんの理想。

相手のために自分が我慢して笑顔を作るとか、そういう演技をすることでは全くなくて。

そうするのは、あくまで私が気持ちいいからという気持ちを中心にいつも置いておきたい。

感情に蓋をして我慢ばかりしていたときは、それがわからなくて、自分を犠牲にして相手を優先するか、相手に我慢をしてもらって自分を優先するか。

何でもそういう「どちらか一方が勝つ」ていう選択肢しか見えなかった。

それが苦しくなってきたとき、ちょっとずつ我慢をやめていったら、「お互い幸せ」という第三の選択肢が見えるようになった。

そう、私達は、相手を幸せにするために自分が我慢すればいいと、相手を自分の世界の中心においてしまいがちだけど、実は自分の世界なのに中心から外れてしまうから、どんどん世界が歪むんじゃないかって思うんです。

自分を中心にして見る世界は、遠くまで正しく見渡せるんしゃないかって気がしてます。

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