見出し画像

【数値検証】東1局は何家が有利?

0. 前談

普段麻雀をしている中で私が感じる、有利不利だとこんな感じでしょうか。

◆ラス親
・アガリ止めができる。
・オーラスに親被りで着順が落ちる可能性がある。

◆東家スタート
・親が一番早く終わるため、逆転の目がほぼなくなる時がある。
・得点効率がよい「親」が一番早く回ってくるため、途中終了(ハコテン)の際は有利。

メリット・デメリットがあって、結局どこが有利か(平均順位、トップ率)がわかりませんよね。

あとは、何家スタートかによっての戦い方の定石があるのであれば、ぜひ知りたいところです。

今日はその観点で数値検証していきました。

1. トップ率の違い

スクリーンショット 2020-06-01 18.37.02

※赤有りルール、30,000半荘を集計しています。

東1局の風別のトップ率でいうと「東 > 北(ラス親) > 西 > 南」という結果になりました。

・「ハコテンで終わり」があるため、早く親が回ってくる方が有利。
・「アガリ止め」ルールは有利(だが起家のメリットには至らない)。

ただしここは運でしか決められないので、戦術には落とし込めません。
ではどのように戦っていくとトップ率が高まるのか、各風別に見ていきましょう。

平均順位についても同様に見ていきます。

ここから先は

3,106字 / 5画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?