つれづれなるままに

いよいよ明日、いや日付変わってるからもう今日だ。
ふたたび入院となる。
今回は少し長い。

やはり全摘しましょうとドクターが言ったのは前回の診察のとき。
週明けには私の胃が無くなる。

いつも素敵な風景を贈ってくださるネッ友さんに刺激され、私も秋の素敵を見つけに長距離ドライブに行ってきた。
そして同時にこれが相棒との最後のドライブになる。

滝を眺めるのが好きだ。
自然の力に逆らわずただただ流れ落ちてゆくその様はまさに無常だ。
水は自らで無理に変えようとせずありのままに流れを運命を委ねている。
時間を忘れて吸い込まれるようにいつまでもいつまでも眺め続けていられる。
なんだろ？
焚き火を眺めている感覚と同じかな？

ここを訪れて食べたかったものを2つ食べた。
特にバーガーは絶品だった。
バンズも中の具材もソースもすべてが美味しかった。

次またここに来てこれを食することが出来る日は来るのだろうか？
新しい相棒、新しい恋人を連れて、これをお腹いっぱい食べられる日は。

なんかね、とっても寂しいんだよね。
今まで当たり前だったことが当たり前でなくなってゆく。
前向きに考えれば、時間はかかるかもしれないけど、また当たり前だった日常が取り戻せる。
けど、その時間が見えないから不安なんだよね。
もしかしたら、以前の私を取り戻す頃にはもう私は死んでるかもしれないってね。

浅瀬で溺れてるだけだよね。
ほんとは足がつくのに、つかないって思い込んで必死にもがいてる。
きっと。
それが今のわたし。